二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: SHIN☆OUR SOCCER DAYS【イナズマイレブン】 ( No.19 )
日時: 2011/03/14 10:54
名前: 珠梨華 (ID: tt6yt7Ql)
参照: 第2話 ③

『えぇっと…』

只今、空港で電子板を見て苦戦中。
珍しくまだ迷ってない。
よし!ここを右に曲がって、真っ直ぐ行けばいいんだ!




電話の相手は、響木さんだった。

「久しぶりだな、姫乃。」
『ひ、響木さんっ!?お久しぶりです……』
「今、お前はイタリア代表として、頑張っているそうだな」
『は、はい…。守達もこの事を知っているんですか?』
「いや、知らない。アイツ等も日本代表として頑張っている」
『そう、なんですか……』

という事は、いつか皆と闘う時が来るのかもしれない。
そう思い、少し不安になった。

「姫乃。母国の代表として、FFIに参加しないか?」
『∑!?』
「もうすぐ日本に戻る事になっているのだろう。お前一人で、イタリアに残るつもりだったのか?」
『いえ、考え中でした。皆を本戦に送ってから、行こうかと……』
「こちらで色々と手配している。嫌なら断ればいい。自分で決めたら、電話しろ」
『…分かりました。』

たくさん悩んだ。
いっぱい考えた。
私が日本代表になるという事は、フィディオ達を裏切る事になるのでは。
という考えもあった。
それでも私は、日本代表としてやっている皆とサッカーをする事にした。




「「「「マリン!!」」」」
『∑皆!!?』

向こうから皆が走って来る。
何で…?
今日行く事も行ってないし、それ以前にオルフェウスから離れる事も言ってなかったのに…!

ブ「何で黙ってたんだ」
『……ごめん。中々、言い出せなかったの』
ア「マリン、本当に行っちゃうの?」
『うん。…ごめんねアンジェロ』
マ「ここまで来れたのは、マリンのおかげなのに…」
『ううん、私はほんのちょっとしか役に立ってないよ。皆が一人一人が頑張ったからここまで来たんだよ』
ジャ「マリン……」
『私、日本代表になるの。だから…次はライバルとして、FFI本戦で会おう!』
「「「「…あぁ(うん)」」」」
フィ「マリン…これ。」

フィディオから手渡されたモノは、手紙だった。
何故か、フィディオの頬がほんのり赤く見えた。

『手紙?』
フィ「うん、向こうへ行ったら読んで」
『ありがとう、フィディオ…。流星同士がんばろ!』
フィ「/////」
ア「マリン〜」

アンジェロは半泣き状態だった。
私まで泣いちゃいそうだよ……

『……今までありがとう。皆…大好きだよ!』
「「「「ッ!?/////」」」」
『じゃあね、また会おうね!』

“また会おう”
次会う時は、
ライバル同士。