二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: SHIN☆OUR SOCCER DAYS【イナズマイレブン】 ( No.23 )
日時: 2011/04/07 22:00
名前: 珠梨華 (ID: tt6yt7Ql)
参照: 第3話 ②

秋と春奈がまりんに抱き付いた。
まりんは『ただいま』と言って、恥ずかしそうに笑った。

秋「何で今まで連絡してくれなかったの?皆、心配してたんだよ…」
『あー、実はケータイを落としたら壊れちゃって…。ケータイの中に皆の住所とか、電話番号が入ってたから……。今は新しいの買ったよ』
秋「…そっか、良かった。私達の事を忘れちゃったんじゃないか、って心配しちゃって……」
『そんなっ、忘れる訳ないよ!ちゃんと覚えてたんだから!名前もフルネームで全員言えるよ!』
秋「いや、名前の問題じゃ…」
春「これから来る、もう一人の代表ってまりんさんの事だったんですね!」
『んー、かな?イタリアに響木さんから電話があったの』
冬「あの…この方は……?」
『あれ?』

冬花がじぃーっとまりんを見る。
まりんもじぃーっと冬香を見る。

春「あ、冬花さん。こちらは姫乃まりんさんです。前に少し話しましたよね?」
秋「まりんちゃん、こちらは久遠冬花さん。監督の娘さんよ」
『冬花…ちゃん?』
冬「?」
『あ、ううん。何でもないよ。私の友達に似てて……名前も〝フユカ〟って言う子なの』
冬「……。」
『よろしく、冬花ちゃん』
冬「よろしく……まりん、ちゃん?」

ぎこちなく、まりんの名前を呼ぶ。
この時、冬花はまりんに違和感を抱いていた。

円「まりんー!ちょっといいかぁ?」
『うん!ちょっと行って来るね』

男子達が固まっている所に向かう。
初めて見る人、久しぶりに会う人…
まりんは一人一人の顔を見回す。

『久しぶり。元気だった?』
豪「まりんは相変わらず、元気そうだな」
『うんっ』
円「今、全員にお前の事を話しておいた」

秋達と話している間、円堂達は一生懸命まりんの事を話していた。

円「えっと…じゃあ、虎丸っ!」
『∑虎丸君!?元気だった?』
虎「はいっ、まりんさんも元気そうで…海斗は元気ですか?」
『うん、元気に野球やってるよ』
乃「久しぶりね、まりんちゃん!」
『乃々美さん…お久しぶりです……』

まりんに抱き付く乃々美。
「相変わらず、カワイイ!」とか何とか言っている。

「お久しぶりね、まりんちゃん」
『お久しぶりです、叔母さん。体調は大丈夫ですか?』
「ええ。最近は調子が良いのよ」

親しげに話す、4人。
それを不思議そうに円堂達が見つめる。

円「知り合い…だったのか?」
『うん。海斗と同じクラスで、友達なの』

家にも数回、来ていたらしい。

「まりんちゃん、虎丸をよろしくお願いします」
「か、母さんっ///」
『虎丸君は私の弟みたいな感じですから……。でも、虎丸君なら一人でも大丈夫ですよ』

まりんが虎丸の母と虎丸に笑いかける。

『虎丸君、背が伸びたね〜』
虎「そうですか!?俺、背伸びました?」
『うん、もうすぐ抜かされちゃいそう…。元々、私小さいけど…。?』

虎丸がニコニコしている。
背が伸びてる、とまりんに言われて嬉しかった様だ。