二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: SHIN☆OUR SOCCER DAYS【イナズマイレブン】 ( No.38 )
日時: 2011/05/15 11:02
名前: 珠梨華 (ID: tt6yt7Ql)
参照: 第4話 ②

バババーン!


轟音が鳴り響く。
花火が打ち上がり、会場が一揆に盛り上がった。

『わぁ、綺麗……』
風「お前が楽しんでどうするんだよ…」
『だって…綺麗なんだもん』

色んな国が入場して行く。
もちろん、フィディオ達も。
沢山の人が入場して行くのをぼんやりと見ていた。

久「全員揃っているな」
円「はい!」

久遠監督は静かに頷いた。
守がイナズマジャパンの旗を持った。

円「よぉし、行こうぜ!」
「「「「おう!!」」」」

ついに入場。
辺りが眩しくて目を瞑りそうになった。
少しずつ目が慣れて来ると、遠くの方にフィディオ達を見つけた。
イナズマジャパンの説明が入る。
成長途上、か。

《そういえば、イナズマジャパンにはFFI唯一の女性選手がいますね》

うっ、私の事だ…よね?
恥ずかしい様な、くすぐったい様な…いや、恥ずかしい。

≪姫乃まりんですね。彼女は〝青い流星〟という先程のフィディオ・アルデナと対になる異名を持ち、イタリア代表オルフェウスを今大会へと導いた選手です≫
《女性にとって期待の星ですね。イナズマジャパンへ移った彼女のプレーが気になります》

やっと私の説明が終わり、行進も止まった。
恥ずかしかった……。
でも、フィディオとかも1人説明が入ってたよね…。
ふと横を見ると、アメリカ代表が入場している所だった。

『あ。一哉に、飛鳥……』
土「まりん!お前も有名になったなぁ」
一「君と戦うの楽しみにしてるよっ」

私の横を通りすぎると、守達とも話していた。
全チームの入場が終わった。
一人一人、この大会への目標を掲げていると思う。


私は、私を助けてくれた皆の為に一生懸命闘う…あの時と同じ様に。
世界一になる為に—