ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

第十四話　９月１日　３時限目　午前１１時９分
(円堂side)

「これから、雷門祭でやることを決めたいと思います！」

おー、という歓声が上がる。
上げてない奴は４名。
シオンと白結と、エクエスとさんか……いや、三角だ。
いや、睨むなよさんｋ……三角！
……ったく、アイツは人の心でも読めんのか？

「何をやるか、候補を挙げてください！ちなみに、１年なのでお化け屋敷と喫茶は禁止です！」

とたんに「え〜……。」「ツマンネｗｗ」などの声。

よし、暇だし、ちょっと寝るか！！　


—☆—

「円堂起きろ、多数決を採るらしいからな。」

ハッとして顔を上げると、「劇」「ダンボール迷路」「心理テスト」の３つが黒板に大きく書いてある。

「劇」……おそらくセリフ忘れる。
「ダンボール迷路」……２度と出れねぇ！！
「心理テスト」……めんでぇ。と言うか女子押しだろコレ。

こん中で一番マシなのどれだ？
うん、よし決めた。劇にしよう劇に。俺すっげー好きだもん。
……もちろん、見るの限定。

「じゃぁ、劇をやりたい人！」
男子の大半と女子の一部が挙手。もちろん俺も。

「１９人だね。じゃぁ次！ダンボール迷路がいい人！」

ここで挙手するのは残りの男子。

「よし４人。じゃぁ最後！」

女子の大半がいっせいに手を上げる。

「……９人か。よし、劇に決定！」

……というわけで、雷門祭でやることが決まりました！！