二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 螺鈿細工の黒十字 イナズマイレブン二次小説 ( No.63 )
日時: 2011/05/07 18:38
名前: 水野ミミ (ID: hdsE90P5)

第十話 7月12日 夕方〜夜 6時38分〜
(シオン/半田side)

「お、祭り?」
「そうそう!!」
「で、円堂の監視も兼ねて行って欲しいと。」
「いや、そうじゃなくて、サッカー部の皆と一緒に行こうぜ!って。」

当たり前だけど、一応訊いてみるか。

「染岡も呼ぶ気?」
「あ、あぁ。」
「じゃ行かない。」
「部長命令だ。それに、甘いもの結構売っているぞ?」

円堂、いつ私がお前に好きなものを言ったか?
たまにコンビニに寄ってチョコレート買いだめしたりしてるからか?

「で、行くよな、シオン!」
「あぁ、はいはい。分かりました。」

ついついそう返事をしてしまった。
まぁ、たかが祭りだ。
そうそう変なことはおきないだろう。


    —この辺省略☆—


「今日はやけに大人しいな、シオン。」
「それは、きっと本人が何かで満足してるからじゃないのか?」
「え?」
「いや、なんでもない。」

よく見ると、かき氷(ちなみに味は、どうやらメロン)を、シオンはご機嫌な様子で食ってる。
かき氷1個で満足するのか、シオン!?

「お子ちゃまだな、シオン……。」
「まぁ、それは言ってはいけないだろうけどな。」