二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 螺鈿細工の黒十字 イナズマイレブン二次小説 ( No.77 )
日時: 2011/05/22 15:58
名前: 水野ミミ (ID: qz0OyxjY)
参照: やべぇ、勉強しとかんと。テスト3日前!

うん。
これない発言してた癖になにしてんだよ、って突っ込む人は突っ込んでくださいww
まぁそうそういないだろうけどw

第十二話 7月28日 午前5時38分 早朝
(円堂side)

「で、シオンは別の場所にいくんだよな。」
「うん。まぁ一応、ね。」

今日から俺達は帰省する。
さすがにシオンをつれては行けないので、どうするかを聞いた。

「私は、用事があるから……。」

と、シオンは答えていた。

でも……用事って、何なんだ?
そう聞いても、シオンは答えてくれなかった。

「飛行機がでるのは2時間後だから、早く行ったほうがいいんじゃないか?」
「えと……うん、まぁ。」

シオンは語尾を濁し、徐に立ち上がる。
あ、やべ、俺も準備しねぇと。

「宿題やっとけよ、円堂?」
「わ、分かってる!」
「写させないからな。」
「分かったって!」
「守、宿題やってないの?」
「あーいや、えと、その……。」

言葉を濁すと、視界の片隅で、シオンが溜息をついていた。

「先生の怒鳴り声は聞きたくないから。」

うん、もっともらしい。
でも、その願いは、きっと実現しないからな、シオン……?