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第八話

「本当はこの世界にあなたは住んでいたのよ」

もう一人の美樹が話す

「そしてあたしはあなたのもう一つの人格簡単にいえばあなたは二重人格だったのよ」

え？あたしがこの世界に住んでいて二重人格だった？

「でもある日あなたにあった力が暴走してあなたとあたしが分かれちゃってあなたは違う世界に飛ばされちゃってあたしは大丈夫だったんだけど…それでその力はあたしに残ったの」

へえそうだったんだ

「今までは別に問題はなかったんだけど突然力が発動してしまったの」

「そしてあなたがここに来たって言う訳なの」

「もともとあたしが持ってた力があたしを引き寄せたのかも」

あたし思い浮かんだことを言ってみた

「そうかもしれないわね」

「だからあなたもこの世界であたしと一緒に暮らしましょう」

「え？」

どういう事？

「え？ってどうしてそんな事を言うの」

「だってそしたらあたしのお父さんやお母さんはどうなっちゃうの？」

「どうなるってその人たちからあなたの記憶を抜くしか無いわね」

「え？」