二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: どうぶつの森☆ラビリンス村だより★  --己を試す時-- ( No.89 )
日時: 2011/03/11 17:00
名前: ショート ◆XjkrQ1YXPY (ID: eXW3SRJt)
参照: http://ameblo.jp/short-inamori/

9話[ *—心のどこかで—* ]


詠琉ちゃんと、心が通じ合った気がする。
それだけで、嬉しいよ。

まぁ、心が通じ合うなんていったって、
詠琉ちゃんは私なのだけれど。


「でも、」


何かがひっかかっているんだ。

私が必要ならば、詠琉ちゃんはどうなってしまうの?
そして、本当に私は必要なのかな?

疑問が次々と浮かんでくる。


「わ、たしは……どうすればいいの?」


誰か、教えてよ。

私の存在価値を。
私を必要としている人を。

やっぱり、私はいらない子なの?

だから……、


「いや、だよ……!」


私はどうして生まれてきたの?
何のために存在してるの?

私は……必要なの?


「……誰でもいいから、答えてよ……!」


今さっきまで光に包まれていた私の心。

でも、すぐに陰で埋もれる。


「詠琉ちゃん、どうすれば、いい?」


返ってこない返事。


「やだ、よ。消えたく、ない」


でも、必要じゃないのならば、いる意味なんて、ないよ。


「お、にいちゃ……」


言いかけて、とまった。

家族なんて、そう思った。
嫌い、大嫌い。

私を捨てたやつに縋ってどうするの?


「皆、大嫌い……!」


裏切った友達が嫌い。

私を追い出した家族が嫌い。


そして、誰よりも。





自分が、嫌い……!


9話√終

書くの遅くてゴメン;
雲母には双子の姉がいるんだよね?

実は兄もいたのさ☆←ウザ

兄のことは僕が(後で←ォィ)決めるy((

あゆ、続きヨロスクb←