二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: inzm11 双 子 の 運 命 ( No.148 )
日時: 2011/09/01 13:16
名前: 星兎 (ID: .MlM.eMp)
参照: 学校乙乙^p^

明日テストなのにPCをする私w
まぁテストと言っても成績に入らないものだから別に良いんだけどね←
確か学力テスト、だっけ?

小説集のスレの方もちゃんと更新したいんだけどまだネタが無い^p^
のろまですみませんm(_)m

それでは更新だーい!



一章 初めまして! 03



*日奈乃目線



『そ、そんな・・・私が代表だなんて・・・』


手紙の端っこら辺に“響木”と書いてあるからには間違いはない。
響木さんは私が小さい頃からの知り合いでよく遊んでもらった記憶がある。
今はイナズマジャパンの監督として選手達を支えてあげている。
でもどうして私が代表なのだろう。もっと日本中を探せば私より上手い人なんていくらでもいるはずなのに。


「良かったじゃない日奈乃!お母さん誇りに思っちゃうわ!」


確かに私は日本代表として世界を相手に戦いたいと思った。けれど無理だ。
今はお母さんも入院していて、お兄ちゃんも体調が悪い。私が行ってしまうと後は誰がお母さんやお兄ちゃんを守ってくれるのだろうか。

今は私しか居ないのだ___


『私、いけないや・・・』

「・・・どうして?」

『だって私、サッカー・・・そんなに上手くないからさ・・・』


椅子から立ち、バッグを持って病室から逃げるように出る。お母さんに「待って!」と言われたが聞こえないフリをした。
涙で前が見えにくい。早足で病院を出て行き近くの公園に行く。
公園のベンチに座り空をぼーっと見上げる。どうして今日に限って晴天なのだろう。

代表に選ばれたのはとても嬉しいが、お母さん達を置いてサッカーはやりたくはない。

今のままで良いんだ___

響木さんに代表にはならないと言う為電話を掛ける。数秒待つと響木さんの声が聞こえた。久々に聞いたから懐かしい。


『もしもし響木さん、日奈乃です、手紙届きましたよ。そして手紙のお返事なんですが私代表にはなれません』

≪どうしてだ?≫

『お母さん達を置いてサッカーをやりたくないんです。』

≪こっちの病院に連れて行けば何時でも佳代子さんに会えるぞ≫

『それでもお母さん達には心配を掛けたくないんです。だから、代表の話は無しにしてもらえますか?』



随時更新___