二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ■銀魂/ 日向と日影 /夢■ ( No.53 )
- 日時: 2011/05/08 15:16
- 名前: くろねこ。 (ID: 2nnbbVZM)
■+/ふわり、堕ちて恋煩い。 ヒナタ*ヒカゲside。
「 …日向?」
「だから、なんですか?」
「
最近、綺麗になったではないか。」
「 …
—…っ なにうぉおおっ!!//」
…只今、北斗心軒。
向かい側の桂さんは蕎麦。(隣にエリザベス)
そして私はラーメン。
私をジッと見つめる桂さんになんですか?と聞けば
まさかの爆弾発言にむせる私。
馬鹿だけど其処らの男より美男子である桂さん。
面と向かって放たれたその一言は私の心臓を一発ズキューンと…。
「幾松殿もそう思わんか?」
「…そんなもんだよ、女は。
例えば想い人が出来たりなんかしたら一発さ。」
「…想い人?」
—想い人…。
幾松さんと桂さんの会話に耳を傾けた私はそっと目を瞑った。
『—…今、なにしてるかな...』
…………………………………
「…はーっ
どうしよう...。」
自室に響いた溜息と独り言。
そう、僕は悩んでいる。
それも、何日も。
何時間も。
日向から返事が来て、幸せの絶頂だった僕だったが
…ある重大な事に気づいてしまった。
—…そう。
万事屋さんが恋敵になってしまった今、
日向への手紙をどうやって届けるか… だ。
「郵便じゃ駄目だし、真選組の誰かでも駄目…。」
うーんと悩み始め早数時間。
「うあぁああああぁあっっ!!」
大声を出しながら、両手で頭をぐしゃぐしゃと掻いた。
ようやく結論が出たようだ…。
でも、その結論は良い結論か? 悪い結論か?
…と、言えば良いものではなかった。
「…決めた。」
決行は"夜"。
それまで作戦を練ろう。
『—…日向は…今...』
…………………………………
—…"恋"というものはなんて不思議で、難しいんだろうか。
いつのまにか出逢って、好きになって、想いが通じ合って、離れてく。
考えるだけで顔が綻んで、体がふわりと宙に浮いたみたいになって。
嗚呼、ほら。
貴方に堕ちてく。
嗚呼、ほら。
貴方は今何をしてる?
嗚呼、ほら。
ふわり、堕ちて恋煩い.
@next**