二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ボカロソングで小説! ( No.22 )
日時: 2011/04/09 17:35
名前: ダレン ◆DFe5UsycxQ (ID: yL5wamFf)

私はこの頃思う。

いつの日か、私は私をやめる日が来るだろう。

その日まであと何度君に『スキ』と言えるだろう?

君の隣に居られることに感謝しよう。

私はそっと、君に呟く。

「ただ・・・生きていることにありがとう」

そんな私を見た君の顔は、驚いていた。

でもすぐに笑顔になって、

「こちらこそ。・・・生きていることにありがとう」

そう言って、私を力強く抱きしめた。

私たちの目に涙が溢れた。




私と君の、高鳴る鼓動が伝えてく。

互いに重なる音と、流れる想いを。

私たちは涙を流しながら呟いた。

「「愛し続けると約束しよう。・・・この心拍が止まってしまうまで」」














トクトクトクトク・・・・・・

私たちの心拍はまだ続いている。

まだこの胸は脈打っている。






















だからまだ・・・君を守っていてあげる。










     『心拍数#0822』   fin.