二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【D.Gray-man】 光影の輪舞曲  ( No.9 )
日時: 2011/03/01 20:24
名前: 灰猫 (ID: hfyy9HQn)

任務。

懐かしい響きだな……。

_________退かないと、死神がアンタらの首狩るからね??





〝episode,03 久々の任務_______〆



「で、何? もしかして任務とか?」

「えぇ、そうよ」


…うっわー。出ましたよ、久々の任務がぁ〜〜!!

全然行かせてもらえなかったから、すごく“殺”衝動が騒ぐなッ♪


「1人? 私1人だけ?」

「いいえ。アレン君と神田もよ」


……アレンクント、カンダモヨ?? ユウは別にいいけど……アレン?

昨日思いっきり喧嘩売ったんだけど……まぁいいか?? と言う事は3人ね。


「食堂にアレン君と神田、迎えに行きましょうか」

「……面倒くさいな」


そう言えば朝ご飯まだだっけ? ……まぁいらないけど。どうせ戻しちゃうだろうから。

食堂に到着すると、なんかお2人さんは燃えていた。……やっぱ喧嘩するよね、わかる、わかるよユウ。


「アレン君、神田ー。10分でご飯食べてねー。任務よー?」

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2人の食事も終わり、いざ室長室へ。あぁ、そう言えば首狩らなきゃいけないんだっけ?

……ダメか。そんなことしたらまたモヤシ野郎がうるさいか。そしてリーバー班長にとめられる…よな。ましてやリナリーに怒られる……それもうるさいし……。

とかなんとか1人で考えている間に、話は次々と進んでいた。


「アレン君、神田君。少し部屋の外に出てくれるかな?」

「え? あ、ハイ」


……は? 意味不明だし。マジ意味不明だし。

なんでリナリーも行っちゃうかなーあぁぁリーバー班長も……。

そして部屋の中にはコムイと私だけになった。


「………何さ」

「最近…体調は、どうだい??」


……あぁ、それの事か。私はニッと笑って見せた。


「バーカ。大丈夫だよ」

「そうかい? でも、無理はしちゃいけないよ?」

「わかってる」


……本当に大丈夫だったら、幸せだったかな。

私は立ち上がると、部屋から外に出た。

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鞄に荷物をつめて、私はユウ達がいるであろう場所に向かった。

ちょうどアレンに団服コートが渡されている所だった。


「あ、シルク。よろしくお願いしますね」


……ここは無視して行きたいだけど、任務で付き合う上では仕方がない。

コクリと頷いて、差し出されていた手を握った。




アレンside



団服コートを渡された時、ちょうどシルクがきた。……相変わらず細っこい体してる人だな…。そして不機嫌な顔をしてる……。

とりあえず挨拶。どうせ返事してくれないだろうけど…僕は手を差し出して微笑んで見せた。

するとどうだろう……!! あのシルクが僕の手を取って、頷いてくれた。

……夢!? 嫌それとも幻!? あのシルクがする…!?



「おいこらアレン。とっとと乗れ」

「あ、すいません」


シルクに怒られて、僕は船に乗った。



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シルクside





今回の任務もイノセンスの保護。

古代都市マテール。そこに住みつく亡霊は、通りかかった人を町に引きずり込むと言われている。

……何それ、怖い話風にアレンジした偽話??


「それじゃあ3人とも、行ってらっしゃい」

「行ってきます」


……アレンだけが返事した。私とユウはもちろん無視。

コムイは困った様に笑っている。そして、私の名前を呼んだ。



「無理はしちゃだめだよ」

「……うるせぇよ」


冷たく切り捨てると、コムイは何故かショックを受けたようだった。

それでも彼は私達の姿が見えなくなるまで、ずっと笑って手を振ってくれていた。


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◆あとがき◆


ハイ、任務始動です!! マテールの亡霊編始まりますvv
この物語は正直言って、シルクを連れて行こうかどうか迷いました(汗)
だけど最初のアレンがやって来た時、バカシルクは傍観していただけだったので、連れて行くことに決定です★ミ


シルク「テメェがそうしたんだろ?」

シルクさん口調崩壊、バンザイ\(^p^)/
それでは次の話に続きます⇒



                 *+読んでくださってありがとうございました+*









葵さん


そうですか? ただ冷血で冷酷で人に心開かない…と言うか開けない野郎なんです←
まぁ、そんな感じですvv 物語が進むごとに病気もヒートアップです(((

葵さん文才ありますよーww
手本にさせてもらいたいくらいですよ〜^^*すごく読みやすかったですし、おもしろかったです♪


コメントありがとうございました!