二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: Key作品のポケットモンスター ( No.27 )
- 日時: 2011/03/12 10:38
- 名前: 達也 ◆Jb70cOv9yg (ID: JXt4HhjK)
16話
8回の裏、俺たちの攻撃
ゆりのチームは、代打で出たゆりがそのままレフトに入っていた
先頭バッターは6番立華
何球か粘り、フォアボールで出塁する
7番大山は三振・・・
大山「ゴメン・・・」
日向「気にすんなよ」
天王寺「そうそう」
8番鈴
だが、ここで恭介が・・・
恭介「鈴!今日のこの試合の成績は3打数1安打で俺のほうが勝っている
もし、通算成績で俺のほうが勝ったら、お兄ちゃんと呼べ!!」
音・日「またかよ・・・」
直枝「恭介も懲りないね・・・」
鈴「なっ、嫌じゃボケ!!
私は1打席目にヒットを打った!」
恭介「確かに俺からヒットを打った
だが、打ったのはチョロネコだろ」
鈴「うっ・・・」
恭介「おまえの力で打たないと、勝負には勝てないぞ!」
鈴「い、良いだろう」
恭介は1球目を投げる
空振り、2球目も高めのボール球を空振りしてしまう
来ヶ谷「ふむ・・・鈴君は焦っているな」
直枝「そうだね・・・」
音無「ちょっと落ちつかせるか・・・」
俺はベンチから出て
音無「タイム!鈴!ちょっと来い」
鈴を呼び出す
他にも、来ヶ谷も出てきてくれる
音無「鈴、焦りすぎだ」
鈴「でも、お兄ちゃんなんて呼びたくない!」
音無「それだよ」
鈴「??」
音無「お兄ちゃんなんて呼びたくないなんて思うから打てないんだ」
鈴「どういうことだ?」
音無「つまりは勝負のことなんか気にするなってことだ
変に気にしてると、打てるボールも打てなくなるぞ」
鈴「そ、そうか・・・」
来ヶ谷「鈴君、恭介氏のことは気にすることは無い
いざとなったら私にまかせろ」
直枝「鈴、思いっきり打ってきてね」
鈴「理樹・・・」
立華「力を抜いて、勝負のことを気にしないで」
鈴「かなで・・・」
音無「おまえの力で打ってこい!!」
鈴「音無・・・わかった!」
音無「よし!」
そして、ベンチに戻る
来ヶ谷「さすがだな少年」
音無「お兄ちゃん心が出ちまったな・・・」
直枝「どういうこと?」
音無「俺は生前の時には妹がいたような感じがあるんだ」
日向「なんだ感じって」
音無「記憶が無いから、詳しいことはわからないってことだよ」
鈴「(そうだ、バカ兄貴のことなんて気にしなくていいんだ
普通に打とう)」
恭介「これで終わりだ!!」
3球目を投げる
カキン!
バットにボールが当たり快音が響く
鈴の打った打球はセカンド頭上を越えてヒットになる
日向「ヨッシャ!」
音無「よし」
直枝「ナイス!鈴!!」
鈴「やったぞ!音無!!理樹!!来ヶ谷!!かなで!!」
恭介「・・・・・ふっ」
9番ユイは三振に倒れた
1番俺
音無「(せめて同点にしないとな・・・)」
恭介「さぁ勝負だ!音無!!」
音無「あ、あぁ!来い!!」
カウント1−2からの4球目
カキン!
打球は三遊間を抜けた
立華が三塁を回って一気にホームに返ってくる
ゆり「させない!」
ゆりがボールを取ると、ダイレクトにボールを送球する
ボールがホームに返ってくる
野田が立華をタッチしようとしたが、立華が華麗にかわし右手一本でベースに触れてホームインする
審判「セーフ!!」
日向チーム「ヨッシャー!!」
俺は小さくガッツポーズを取り、鈴もよし!っと言った
日向は大きくガッツポーズをして、来ヶ谷も目を閉じ微笑んでいた
これで同点に追いついた