二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: Key作品のポケットモンスター ( No.33 )
- 日時: 2011/03/14 13:31
- 名前: 達也 ◆Jb70cOv9yg (ID: JXt4HhjK)
18話
9回表最終回
先頭バッターは1番の椎名からだ
ゆり「椎名さん」
椎名「・・・・わかっている」
直枝「(何か仕掛けてきそうだな・・・)」
椎名「・・・・出てこい」
椎名はバッターボックスに入りながらも、ポケモン、マニューラを出した
音無「(椎名本人が打つのか、マニューラが打つのか・・・)」
直枝「(歩かしたほうがいいかな・・・
いや、音無君を信じて勝負だね)」
音無「(オーケー!
いくぜ、直枝!!)」
初球、外角のボール球を投げる
続く2球目も同じ外角のボール球を投げる
椎名は普通に見送る
音無「(セーフティーバントの構えは無いか・・・
じゃあストライクゾーン行くぞ!)」
椎名「っ!?」
内角いっぱいのストライク
これには椎名もちょっと驚いただろうな
ゆり「2球連続外角で、急に内角のボールが来るとさすがに手が出ないわね」
だが、4球目
椎名はセーフティーバントを仕掛けてきた
しかし、打球はほぼピッチャーの真正面
音無「よし!ワンアウトだ」
俺は一塁へ投げたが
椎名「・・・・やれ」
椎名の命令でマニューラがユイに技を仕掛けた
ユイ「ほえっ!?」
ユイは驚いてボールを後ろにそらしてしまう
マニューラの技、ねこだまし・・・
音無「やられた・・・」
ゆり「よし!ナイスよ椎名さん!!」
椎名「あさはかなり」
2番松下
松下はポケモンを使えないから、普通に抑えるしかない
しかし、内角低めのボールをレフト線へ持っていかれる
ツーベース
これでノーアウト2,3塁
バッターは3番の棗恭介
恭介「今度は打ち返してやる」
音無「・・・・・」
カウント2−2からの5球目、外角のボール球を投げる
恭介は若干振った感じに見えたが・・・
審判「スイング!バッターアウト!!」
空振り三振、ワンアウト
恭介「くそ、やられた・・・」
鈴「いいぞ!音無!!」
立華「あと二人」
日向「いけ!音無!!」
バッターは4番、野田
ゆり「野田君!ホームラン打ってちょうだい」
野田「まかせろゆりっぺ!!!」
野田が、バッターボックスに入る
日向「タイム!!」
日向がタイムをかけ、内野全員マウンドに集まる
日向「さぁてどうするかな」
天王寺「歩かせるか?一塁空いてるし」
直枝「確かに野田君は今日2本塁打だから、そのほうが良いかもしれないけど・・・次の真人も今日ホームランを打ってる・・・どっちにしても危ないよ」
日向「勝負するか・・・満塁にして井ノ原との勝負か・・・」
立華「音無君はどうしたい?」
音無「俺は・・・どちらにしてもリスクが大きいから勝負のほうが良いと思う
もし、これでワンヒットで済めば、次に井ノ原を歩かせて宮沢とかと勝負したほうが抑えれる可能性がある」
日向「よし!じゃあ勝負だな!」
直枝「音無君、甘いボールは気をつけてね」
音無「あぁ」
そして、全員がポジションに戻る
野田「ふん!作戦なんか立てても無駄だ
俺がホームランを打つ!!ゆりっぺのために」
直枝「(すごい気合い・・・
その気合いが空回りしてくれたらありがたいけど・・・)」
初球、外角低めに投げるがボール
2球目も高めに外れてボール
3球目外角のストライクゾーン
野田「おらっ!!」
カキーン!!
快音を残すが、打球はファールグランドに切れていく
音無「外角のほぼぎりぎりのボールだぞ・・・」
直枝「すごいパワー・・・」
野田「俺はゆりっぺのためならどんなボールでも打つ!!」
日向「ゆりっぺのことになると、熱いね・・・」
続く外角低めも特大のファールでカウント2−2
音無「これ・・・本当に抑えられるのか・・・」
日向「音無!!本気で行け!!」
そして5球目
内角ちょい低めのストレート
カキーン!!
打球は左中間へ
ゆり「やったわ!!さすが野田君!!」
しかし・・・
遊佐「ゆりっぺさん、忘れていませんか?」
ゆり「何が?」
遊佐「日向さんのチームには、まだ飛行タイプのポケモンが2匹いることを」
ゆり「えっ!?」
音無「ムクホーク!!あのボールを取って来い!!」
俺はモンスターボールを投げると、ムクホークが猛スピードでボールに向かう
そして見事、足でボールをつかんだ
審判「アウト!!」
野田「な・・・に・・・」
音無「ムクホーク!!でんこうせっかでホームに戻って来い!!」
椎名がタッチアップでホームを狙っていた
ムクホークはでんこうせっかでホームに戻ってくる
しかし、椎名のほうが早かった
審判「セーフ!」
これで10対9と1点差
しかし、2塁ランナーの松下は進めず、ツーアウト2塁
バッターは井ノ原
そのころ、ゆりのベンチでは・・・
野田「す、すまねぇゆりっぺ!!」
野田が土下座していた
ゆり「仕方ないわ・・・けど、ナイスバッティングだったわ
おかげで1点は入ったし
良くやったわ」
野田「ゆりっぺが俺のことを・・・」
音無「おい、野田が消えかけてるぞ・・・」
日向「えっ!?おぉーい!!野田!!消えるなぁー!!!」
試合は一時中断し、5人がかりで野田が消えるのを全力で止めた・・・
ユイ「アホですね」
鈴「アホだな」
音無「何やってるんだか・・・」
日向がベンチ(ゆりチームのベンチ)から戻ってきた
日向「ゆりっぺの言葉は気をつけてほしいぜ・・・」
松下「ふむ、危なかった」
ランナーだった松下も止めていた
他にも高松、客席から見ていた藤巻とTKが止めに入っていた
てか、よく客席から来れたな・・・
なんとか、落ち着いて試合再開になった