二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 稲妻短編集【十人十色】リク受付中! ( No.111 )
日時: 2011/03/22 20:29
名前: MiNi ◆L/NsWzLsGs (ID: NcVt2sWO)
参照: http://www.youtube.com/watch?v

早速リク片付けるぜ!
吹雪さんリクウルビダ!!!



*冷たい君には優しい風を*



早速俺はある窓を開け土足で入る。これは不法侵入ではない。れっきとした俺のマナーである。

部屋に居る八神 玲名事、ウルビダが俺を睨む。確かに普通の人はここから入らないか。


「初めましてー!俺風ラン!君はウルビダだね?」

「名前を知ってるとは、お前さっきの行動からしてストーカーか?」

「とんでもない!俺は普通の人間さ。」


ウルビダの横に座り水色の綺麗な髪を触る。だが手を叩かれた。

何もする事のない小さな部屋、俺とウルビダは無言だった。それは何だか息苦しかった。


「ねぇ外行かない?」

「嫌だ。」


そっけなく言いウルビダは窓の外の風景を見つめる。優しい風が彼女の水色の髪を揺らす。


「君って冷たいね。」


小さく呟きウルビダの横顔を見つめる。一瞬ウルビダが顔を赤くした。そして俺に顔が見られないように別の方を見つめる。

俺の手は無意識に動きウルビダの腕を掴んでいた。そして窓の外へと出す。この行為にウルビダは驚き怒っている。


「な、何をする!放せっ!」

「嫌ーだね!俺、君の事気に入った!」

「急に何言い出す!///」


そう言うがウルビダは何だか嬉しそうだった。


草を踏む音が気持ちよく、空は快晴、そして心地良い風が俺達に吹いてきた。


ウルビダも笑っていた。さっきまでの冷たさが風によって溶かされたように。その顔を見て俺は嬉しかった。



君には冷たさじゃなくて優しい風の方が似合ってるよ___



*終わり*

うわー。思いっきり甘になった。
吹雪さんごめんなさいm(_)m