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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 稲妻短編集【十人十色】リク受付中! ( No.77 )
- 日時: 2011/03/08 15:39
- 名前: MiNi ◆L/NsWzLsGs (ID: NcVt2sWO)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v
さっきから早く帰ってこれたんで暇。
とゆーことで短編!
*狂った世界で笑わない?*
この世は嘘で出来てる
大人は子供に嘘つくなと言い張るが自分達が嘘をつく。そして大人の行為に子供は真似をしさらにそれを子孫に教える。
明らか狂ってる。どうして嘘を言うのか。
真実を言えば早い話。嘘をつくと色々と面倒な事が起きてしまうのに。
何故嘘の話をしてるかって?それは俺と玲名が大人に嘘をつかれたから。
「ねぇ、嘘だらけの狂った世界で笑える?」
玲名にきっと変な質問をし、玲名の答えを待つ。答えは即聞こえた。
「作り笑いなら出来るぞ。」
作り笑いか・・・玲名は確かにそれは上手だ。よく俺も小さい頃は引っ掛かった。
笑ったと思ったら直ぐに無表情になる。本当に笑った顔を俺は1度も見た事が無い。時々面白い事をやっても笑ってはくれなかった。
「玲名、本当に笑ってよ。」
「笑い方を忘れた。」
そっけなく玲名は言い、自分の髪を弄ぶ。玲名の綺麗な水色の髪が揺れ、玲名の匂いが漂う。昔から玲名の匂いは良い匂いだ。
笑い方を忘れた、その言葉は嘘に聞こえた。玲名も嘘をつくんだなと俺は思った。
きっと心の底から笑いたいのだろうけど玲名の心のどこかで笑うのを阻止しているのだろう。
「嘘つき玲名、笑おうよ。本当は笑えるんだろ?」
「しつこいな、笑い方を忘れた。じゃあお前は笑えるのか?」
「笑えるよ、君とならね。」
ちょっとギザっぽく言ってみた。すると玲名がくすっと小さく笑ったのだ。
これは真実だ。あの笑い方に嘘はなかった。
「笑えるじゃん。その笑顔、素敵だよ。」
「お前の言葉は最高に可笑しいよ。」
狂った世界の中、ただただ笑い続けた
嘘だらけの世界、貴方は笑えてますか?___
*終わり*
うわー変だ。
スルーOKっす\(^0^)/
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