二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 〔銀魂〕 夢は儚く、愛おしく *。オリキャラ募集中。* ( No.30 )
- 日時: 2011/03/08 17:57
- 名前: 瑠々 (ID: .qxzdl5h)
第二訓 好きなアニメやらの口癖は移りやすい
「帰りましたよー」
新八は万事屋の扉を勢い良く開け、元気良く言った。
そして、一緒に来た『夏凪凛』と名乗る女性を玄関に入れ、扉を閉めた。
「銀さーん、お客さんですよー」
新八はそう言いながら廊下をスタスタと歩いていく。
凛も少し間を置き、新八に着いて行く。
新八がガラリとリビングへの扉を開けると、凛を万事屋のオーナーである銀時の向かい側のソファに座らせた。
新八はお茶を入れに台所に行く時、ふと思った。
(そう言えば凛さん、何で笹被ったままだったんだろう)
凛は新八に自己紹介をする時、被っていた笹を取った。
だが、新八が『案内する』と言った瞬間また、笹を被った。
家の中に入ったら取るだろうと思っていたが、家の中に入っても取らなかった。
そんな事を考えてるうちに、リビングの中に入っていた。
すると凛が新八が凛にお茶を置くと同時に口を開いた。
「久しぶりだね、銀時」
凛はニヤリと笑うと、笹を取った。
凛の顔を見た瞬間、銀時は赤いを見開き、何時もに無い程驚いた表情になった。
「凛ンンンンンンッ!!?」
「うるせー!!ちょっと黙れや!幼稚園のお遊戯会ですかコノヤロー」
銀時の台詞を遮るかの様に凛が大声を上げた。
「五月蝿いのはお前もだ」と言うツッコミをしたいが辞めとこう。
「・・あの、銀さん。凛さんと知り合いなんですか?」
「そうアルよ!銀ちゃんみたいな天パがこんな美人さんと知り合いな筈ないネ」
新八と神楽が驚いた目で銀時を見た。其れも其の筈だ。
銀時が驚いて大声を上げた上、明らかに銀時から影響を受けたであろう台詞を言った。
誰もが知りたがるのも有り得る事だ。
銀時は「ああね」と呟くと凛を見た。
「新八は名前知ってるみたいだけど・・・。アイツは夏凪凛。
古い馴染みだ」
ドガシャァァァァァァンンン!!!
銀時が自己紹介した瞬間、万事屋の玄関から物凄い爆発音がした。