二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 銀魂・銀色の風と茜色の太陽 ( No.3 )
- 日時: 2011/03/07 17:05
- 名前: 高野 蓮 ◆nWrw0f942I (ID: aS9uLd49)
第二訓「心配されるっていい気持ちじゃない」
「「「家出?」」」
「うん、ちょっと親がウザくなっちゃって」
「神楽ちゃんみたいですね。」
「そうアルな」
「…っていうか、何でタメ口?」
「いいじゃん別に。『会った奴はすぐ知り合い』がモットーだから」
「まあ、いいけど…お前、不法侵入じゃね?」
「そうだな…大丈夫だろ」
「駄目アルよ!あんな、ゴリラとニコチンとあんな奴に刃向ったら危ないネ!」
「あんな奴ってどんな奴だよ」
「とにかく、危ないぜ。外に出たら」ドンドンッドンドンッ
「なんだよ!っうるっせぇな!どこのドイツだよお前は!」
「お……!……じ!」
「!?」
「なんでしょう、何か言ってますよ」
「い…入れるな!入れちゃ駄目だ!」
「?…何か入っちゃ駄目みたいです〜」
「あ、や……り居……です…!」がららら
「!?やっべ!」
「お、おい!」
「王子!居るんでしょ!王子!」
「…王子?」
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「「「あいつが王子!?」」」
「はい、今朝から居なくなっていて…」
「宇宙船を見たら一個無かったので…」
「一チーム三人ずつで分けて探してたんですよ」
「…だから、あいつも逃げ出したって…」
「…しかし、何処に行ったんでしょう…」
「「「「「はぁ…」」」」」
「…マダオの所でも行ってくるネ」
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「…出て行っちゃったけど何処に行こうかな…」
「ん?何だここ、おっきい家だな…」
「『真選組屯所』…?変な名前…」
「…入ってみよう」
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「お邪魔しま〜す」
「だ、誰だ!」
「うわ!いっぱい人居る!…え〜と、はじめまして、智珠星から来ました、加野鎌太です。」
「加野…鎌太!?」
「いや、ただ同じ名前なだけかも…」
「でも智珠星って…」
「それは適当に言ったんだろう。ってことは…」
「不審者だ!」
「確保〜!」
「え?な、何?」
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「局長!不審者が勝手に入っていました!」
「な、何!不審者は何処だ!」
「こいつです!」
「痛っ!」
「な、この人は!…すいませんでした、王子!」
「え?」
「馬鹿!このお方は江戸と交友関係の智珠星の王子、加野鎌太様で居られるぞ!」
「え!やっぱ!?」
「すいません、本当に。こいつらのせいで…」
「え?…いや、別に…」
…どうしよう、大丈夫かな。
ごめんね、鎌君。勝手に名前使っちゃって…