二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂・銀色の風と茜色の太陽 ( No.4 )
日時: 2011/03/07 18:01
名前: 高野 蓮 ◆nWrw0f942I (ID: aS9uLd49)

第三訓「『驚愕の事実』って言われるとそこまで驚かない」

「…家出、ですか?」
「うん、そうなんだよね」
「…なんでタメ口なんですかィ」
「おい、総悟!王子になんてことを!」
「それで、住む所無いから探してたんだよね…」
「ふーん、で?」
「おいトシィィィ!だから王子に何てことをォォォ!」
「はは、元気でいいですね、ここは」
「そうですね、元気すぎるのが欠点かもしれませんが」
「…どんなとこなんですか?ここは」
「そうですねぇ…あなたの星で言う、『警察』ってとこです」
「ふーん…」
「おーい、王子ー!何処に居るんですかー!」
「うおっ来た!」
「…こういう時は帰ればいいんじゃないですかィ」
「そうもいかないんで!」
「あ、逃げた」
「…どうします、局長」
「どうする、トシ」
「どうすんだ、山崎」
「何で俺ェェェ!何でそう人任せなのォォォ!」
「…はぁ、駄目だ、頼りになんねぇ」
「こういう時は、旦那がいいんじゃないですかィ」
「そうだな、頼んでみるか…」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「…また逃げちゃった。どうしようかな…」
「とはいっても、外は見つかるし」
「いまさらあの銀色の髪の人のところにいってもなぁ…」
「…はぁ」
「…どうすんの、作者は1話1000文字程度をキープしてるのに」
「このままじゃすぐ終わりだよ打ち切りだよ」
「…戻ろう」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「…すいませーん。銀の髪の人ですかー」
「…あ、来ちゃった」
「?」
「あ、王子だ!」
「何!」
「確保ー!」
「うおうわあ!逃げろ!」
「あ、待て!」
「…何なんだよ」
「…ハァハァ…ただいま…」
「のうわ!どっからきやがった!」
「頑張って壁登って上の穴からきました」
「そういえば、穴あいてましたね」
「で、どうすんだ」
「とりあえず…ばれない様にここに住む」
「…前々回みたいに驚かねーぞ」
「今帰ったアル〜…お、鎌太!帰ったアルか!?」
「うん、ただいま。えっと…神楽ちゃん、だっけ?」
「そうアルよ!かぶき町の女王、神楽ネ!」
「そっか…」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「…全く、何を考えているのだか…」
「もう、星中大騒ぎですよ」
「本当だよね…」
「あ、姫様!」
「もう、そう呼ばないでよ。この姿のままじゃ嫌なんだから…」
「あっ、申し訳ありません!『王子』!」
「はぁ…本当に、もう…早く男の姿に戻りたいんだけどなぁ…」
「…早く帰ってくれよ、恋奈…いや」
「『恋奈姫』」