二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【リク】ボカロ曲を好き勝手に【募集】 ( No.169 )
- 日時: 2011/07/29 11:34
- 名前: 紫 ◆v9jt8.IUtE (ID: V9u1HFiP)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode
君の事をいつも頭に浮かべておこうと思うよ。
#03 君と僕の運命だとか
君と僕の一周年は君の手作りご飯を食べてイチャイチャして眠りについた。いつもと同じ素敵な日常を送って、眠りにつく。君が。
僕の心臓は今も昨日も明日も一時間後も一分後も一秒後も、同じ様に「生きている」と必死に叫ぶ。自分の存在を示す様に。死なない様に。一分間の間に七十回も叫んでいる。いつも通りに。
でも君が目の前に居るだけでも僕の心臓は恥ずかしくって嬉しくって飛び跳ねる様に加速する。一分間に百十回の「愛してる」の叫びを聴いて僕は安心できる。君をまだ愛せているから。
この胸が脈を打っている内は君をまだ守る。ボロボロでも全然守れる。君の笑顔で回復。満タン。元気元気。生きる意味なんてそれだけ。僕にはそれだけしかないから。
眠ってる君の顔を見て、僕は安心できる。届いてるかは知らないけれど、君へと届いてたらいいなあ。僕の想い。
僕らの魔法の言葉は「もう一度」って言葉で、この言葉でいっつもいっつも仲直りだとか立ち直ったりだとか、色々頑張れた。何て言えばいいのかな……諦めが悪い? そんな僕たちは同じ心をもっと同じにするために重ねていけたらいいなあ。そして、またお互いを知っていく。涙を流して心を重ねて。喜怒哀楽を君と一緒に分け合って、君と一緒に曝け出して、お互いが頑張れる様に。
僕と君が出会えた事に何か嫌な理由があっても、運命だとか赤い糸が関わっていたとしても。そんな不可思議な事、分からなくても。君と僕がここで暮らしている事は事実で、一緒に居る事も事実で。そんなの、変えようもない現実で。
嫌な事で出会ったとしても、不可思議な事で出会ったとしても、今こうして一緒に居られる事は、嬉しい事に変わりはない——よね。
君の事を忘れずに君の事を守っていられるのも、真実で、そして嬉しい事なんだよね。
僕は君を見て、自分の存在意義を改めて思い出す。ああ——もう、可愛いなあ。