二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【リク】ボカロ曲を好き勝手に【募集】 ( No.182 )
日時: 2011/08/05 14:18
名前: 蟻 ◆v9jt8.IUtE (ID: V9u1HFiP)

 反動、でしょうか?


#03 ゆらゆら恋の火


 うーん、君のせいで今日も眠れない。
 て、ゆーか! あんまりレンはスキじゃないタイプ。まあ性格もあるんだけれど、まあ雰囲気的にも。落ち着けない。それゆえに、反動でしょうか? 何かふわふわしたキモチが心の中でぐるぐる。うーん、何だか変な気分。君から貰ったレインボークォーツをかざして眺めながら考える。
 そっか、急にこんな物貰って優しくなんてされたから、ちょっと動揺しているのか。グラグラ。キライがグラついて動揺して余計分かんなくなる。




 
 輝いた目で僕のプレゼントを見つめる君——ああ、可愛い。
 タって、グって、ソっと、ヌいて賢者に転職してみても、冷静になってみても、間違いなく!
 
 「いなくぅ?」
 「理屈ヌキでスキだ!」

そう言うと呆れた様子で僕から離れるリン。ノープロブレム! 僕は君の事を一生、ずっとずっと愛しているよ。

 「僕の事を信じていいよ!」
 「……はぁ?」

君は怪訝な顔をしたけれど多分照れてるんだな、と僕は思った。レインボークォーツあげたからかな、うむ。

 君に火をつけた。ゆらゆらと炎は燃え上がっているはず。僕はそんな君に萌えてハイテンション。ハイになるパイロマニア。いや、放火狂にはなっていけないかもしれない。君は僕を愛しているんだ! よく分からないけどおそらく正解。





 やだなあ、レンに染められそう。レンの優しさを知ってしまった。プレゼントとか、私に尽くしてくれたりとか。時にヘンタイでも、ストーカー犯でも、スキに染められてく……。
 レンから貰ったレインボークォーツを見て眠るのが私の習慣なの。ああ、優しくなんてされなければなあ。