二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【クイズ】ボカロ曲を好き勝手に【企画】 ( No.274 )
日時: 2011/11/06 21:00
名前: 蟻 ◆v9jt8.IUtE (ID: V9u1HFiP)

 あなたは誰の為に動きますか。


#03 私の中心は自分自身


 彼女にも話したくない、内緒のお話。
 テレビによく出ているじゃにーずだとかいうアイドルグループのあのスターも、立派すぎて伝説になっている、大先生も。普通の人とはちょっと違う事をしただけの、スターやら大先生やらに惚けている私たちも。
 だんだんでぃだーんだーん。うっそ嘘嘘。ちょっと馬鹿らしいよね、ってか馬鹿だよねって事を歌で表現しただけのお話。むしろ私のレベルの低さを垣間見たって? そんなの気のせい気のせい。
 ……つまり。何が言いたいのかというと。
 虐めている奴らとは違い、彼女に手を差し伸べた、心優しき私に惚けて、手を必死に掴み、握り締めている彼女も、またお馬鹿さんだという事。そんな私に惚けている私もうましかさんなのだけれど。
 まあとにかく、二人は手を取り合って恋に落ちるわけでもなかった。ただ彼女の隣に居なかった私が急に現れた事により、虐めっ子たちの脳内はふつふつとマグマの様に煮え立って、私利私欲や嫉妬が渦巻いていた。何の対しての嫉妬だろ。自意識過剰なのかな、ワタクシ。
 別にそんな事が起こるって事は、私も彼女の十二分に承知していた事なので、勿論二人でカードを切る場所を探して、なんとか解決法を見だしたり、最終兵器として——虐めっ子の情報、要するに爆弾となるものを用意していたりしていた。
 私、準備だけは得意なの。遠足の準備とか一週間前に終わっちゃうくらい。
 だからそれが爆発する日が楽しみで楽しみで。何が原因で着火するのかとか、面白いでしょ? 私が怒ったら、彼女が泣いたら、とか。

 私と彼女が持っている、アイツらに関してのチョコレイト。その銀紙の中身を暴いちゃったら、分かりやすく人はその中身を求めて群れる。餌に飢えている動物の様に。甘い物が大好物な蟻の様に。
 その裏でこっそり、誰かが黒い雨を降らせて、チョコレイトに染み込ませて、また噂は大きくなるのでしょう。……え、私? 私は真実を垂れ流すだけだから何もしないよ。彼女がどうかは分かんないけど。
 数多の要求に応えて、利害の一致を売るだけさ。——ああでも、私は『ともだち』が大切派だから、百人の反論を受けてもともだちを優先するかもだけど。友達だったら千人、親友だったらその十倍かな。
 
 ——あなたもそうでしょ? だって友達って他人より大切だもの。私も勿論、そうだから。

 例えばあの【ひとごみ】の【ちゅうしん】が実は【いんらん】っていうこと、それはもう【わいせつ】で【からだ】が【けがれてる】!

って事を広めるとしたら、誰の為に広める?
 反論派の人の要求を無視して友達の為に情報を送る? それとも友達は反対してるのに、沢山の人の要求に応えて広める? 
 そんなの悩まないでしょ? ねえ。答えてよ、——Aさん。