二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【リク曲】ボカロ曲を好き勝手に【募集】 ( No.427 )
- 日時: 2012/08/23 19:51
- 名前: 蟻 ◆v9jt8.IUtE (ID: hTgX0rwQ)
- 参照: 久々のリンちゃんなう。ウインナーひy///
「大人なリンちゃんに踏まれたいい」
#03 どくりと刺激する夢
————あぁ、朝だ……。
カーテンの隙間から入る日射しに一睨みして、リビングへと向かう。
ぼくはそこで簡単な朝ごはんを作って、テーブルに並べる。今日はぼくとリンちゃんだけがこの家でおるすばんだ。
りりり、リンちゃんと密室で二人きりなんて今日のこと考えるだけでもどきどきする……っ!
そんなことを考えながらと、まだ寝ているリンちゃんの名前を呼ぶ。リンちゃんの寝顔……舐めたい……ハッ!
「ミクちゃん、声変だよお?」
少し大人びた顔立ち、長い金髪。手足が細く、華奢な女性。白いリボンカチューシャがある辺り……これは、リンちゃん、だよねえ?
「リンちゃん、おはよ……う?」
「なぜに疑問系? ミクちゃんが寝ぼけてるんじゃなーい?」
いたずらっぽく笑う大人なリンちゃん。可愛い……っ!
照れ照れしてもじもじしていたら、リンちゃんは既に席に座っていた。ぼくの方を向いて、食べよう? と美人リンさんが言ってきたからそりゃあもう断るわけないじゃないってな感じで、いただきます。
どうしよう……どきどきするっ。リンちゃんのぷるぷるの唇に触れるウインナー。とりあえずそこ代われウインナー。なんかこんなに美人なのにピンクのお茶碗とか使わせている辺り申し訳ない。
「ごちそうさま」
「ごちそうさま」
喉から言葉を出そうとしたら、間違って既に胃の中に収めたものが出てきそうになる。ああ、心臓くるしいいい。ぼくが黙っていると、リンちゃんがその眩しい笑顔で、
「お皿洗うね」
といわれたからぼくは反射的に返事していた。
「あっぼくがやりますっ」
「何言ってんの?」
「えっ」
ベッドの上。隣にじと目のリンちゃん。これ以上ないぐらい嬉しいけれど、何これ、さっきの夢?
大人だったリンちゃんが可愛らしい十四歳に戻ってる。
——大人なリンちゃんに傅きたい、と思った。