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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【リク曲】ボカロ曲を好き勝手に【募集】 ( No.430 )
- 日時: 2012/09/09 21:52
- 名前: 蟻 ◆v9jt8.IUtE (ID: hTgX0rwQ)
- 参照: みじかいし意味不明すぎるけど変態度は一番出たと思う
「メイドさんのっ! リンちゃん!」
#03 びくり、と震える肩
なんかメイド喫茶でリンちゃん似の子をみたいなーと思ったからメイド喫茶に行ったら、バイト禁止なはずのメイドさんリンちゃんに出くわした。ぎこちなく仕事しているリンちゃんとか、仕事に慣れなくてあたふたしているリンちゃんの姿をカメラに収められたらどんなにいい事だろうなぁ。バイト禁止とかどうしてよ。許せない。
うちのリンちゃんは全然タメ口なんだけど、この「リンちゃんなう!」という動画内のリンちゃんはいつまで経っても敬語らしい。そんなぎこちない、シャイな敬語リンちゃんと会話している様を思い浮かべる。
「そんな緊張しなくていいよ」
「はっ、はい」
うぎゃーそんな会話したーいッ! 思わずベッドの上でばた足。
ツイッターで「魔法少女か……」って呟いているリンちゃんを見て、まずリンちゃんが魔法少女ものを見ていることが可愛いとにやけたい。 そしてその次に「リンちゃんが魔法少女になったらマジックリンだね!」とか声をかけたくて、でもきっと苦笑いしか返ってこないから必死で我慢したい。でもリンちゃんが蔑むような目で「ないわー」と罵ってくれるのならそれはそれで歓喜するしか道はないと思う。
「ルカちゃん、ご飯だけど?」
「まさかリンちゃんをいただけるぅッ!?」
興奮しすぎて超高速でドアに目を向ける。
視線の先には口を開けて呆然としたリンちゃん。私の思考回路も、沈黙のなかで冷静になっていく。
これは……つまり……。
「うわあルカちゃん寝ぼけてるーおもしろーい」
「おはようリンちゃん!」
今起きたフリだ。
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