二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: どうぶつの森 ホヒンダ村だより—どうして私は—お知らせ発表 ( No.244 )
日時: 2011/04/15 20:34
名前: 麗 ◆AUKKRecP3g (ID: We/irTIH)

もうちょっとで終わらせようかな・・・。
てことで、新展開です!!


第24話[*+ 正体 +*]



バタン!


大きな音をたて、ドアを開ける。
その前の机には、目をグシャグシャにした佐奈がいた———。


「あ・・・」


目の前にいて少し焦りながらも、
コホンと咳払いする。


「さよ・・・りん?」


「佐奈・・・。ごめん」


ひざ、手を付き謝るあたし。
カッコ悪いね———。

だけど、あたしはそんなこと気にしない。


『素直に———』


あのコタロウに言われた、言葉。
それがあたしを支えた。

すべての力に———。


「あたし・・・、最低だよ。佐奈をほったらかして、
全部思うままに———。ホント、最低・・・っ、だよね」


手に、涙がたれる。

それと一緒に、全身力が抜けた。


「ちょ・・・;」


「でも・・・佐奈は大好きだよ。ホントに・・・。」


どうして・・・こんなに足りないのだろう。

いくら誤っても、絶対に許されないと知っているのに———。
なのに、なんでこんな必死に言ってるの?


それは、佐奈のため———。


「いくらあたしの嫌いなピーマン入れたって、
お気に入りの布団洗っちゃって、大好きだからね!・・・はっ;」


思ったこと・・・全部言った;
てか、いいすぎました・・・。


「プッ、あははっ」


あたしの目の中に、佐奈の笑顔が写った。


「佐奈・・・。あたしのこと、嫌い?」


「・・・そんなわけ、ないでしょ?私も、あんなこと
言ってるけど大好きだからね!・・・私こそ、ごめんね?」


申し訳なさそうに言う佐奈。
佐奈がいまココにいること———。
それは幸せ異常の何か分からない。


「私のほうが最低だよ。あんなこと言っちゃって・・・」


「ううん!いいの!これでおあいこってことで!」


「そうだね!」


笑いあって、泣きあって。
この幸せがいつまでも続けばいいな———。


「フン、ばっかじゃない?」


「え・・・」


聞いたことのある声。
後ろを向くと、あの———。


「は、晴・・・菜?」


そう、晴菜がいた。


「お姉ちゃん・・・どうしてここに!?」


「アンタたちのこと、全部見たわ。友情ごっこなんて———。
ばかばかしくて、見れもしなかった」


「な・・・!」


初めて聞いた。晴菜のこんな言葉。


「お姉ちゃん!どうしてそんなこと言うの!?
ひどいよ・・・」


「晴菜!佐奈は妹でしょ!?最低だよ!」


「ッ・・・そんなの・・・分かってるよ!」


ダッ・・・


「あ!晴菜!」


ドアを開けても、そこには晴菜の姿がなかった。


「お姉ちゃん・・・」


あたしは、いかなりの出来事に、早く
気づくべきでした———。
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シリアス終わったと思えばまたシリアスwww
最後シリアスで終わるかもww

目標35話ぐらいまではいきたいです!