二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: どうぶつの森 ホヒンダ村だより—どうして私は—お知らせ発表 ( No.251 )
日時: 2011/04/16 11:55
名前: 麗 ◆AUKKRecP3g (ID: fFMoervE)
参照: いつものようにさよりんSIDE!

第28話[*+ 風香 +*]




「ということだったの・・・。」


「え・・・」


信じられない。
晴菜は、優しさを失ったなんて・・・。


「じゃあ・・・さっきのも?」


「もちろん。あたしは謝りにきたのに。」


じゃあ・・・すべて、自由に出来ないんだ。
何かに、つられて・・・


「大丈夫!」


あたしは、自信ありげにつぶやいた。


「絶対、あたしが優しさを取り返してあげる!」


「・・・さよりん」


なんて。何にもできないけど。
あたしが何か出来ることがあったら・・・。


「ありがとう」


「どーも・・・って、あれ?」


今、ありがとうって言わなかった?


「え・・・!?いつも、ありがとうなんて言えなかったのに!」


もしかして・・・


「優しさ、戻ったの!?」


「さ、さぁ・・・。」


でも、だとしても。少しは戻ってるん
じゃないかな?


ありがとうって言えたし・・・


「でも、戻ってないかもだよ?」


「だとしても!ありがとう!」


晴菜が、思いっきりあたしに飛びついてくる。

・・・ううん。あたしこそ、いろいろありがとう。


「佐奈・・・一緒に暮らそう?」


「いいの?お姉ちゃん」


「もちろん!」


・・・やっぱ、佐奈の一番の幸せは、
晴菜だよね。


何勘違いしてるんだろう、あたし。


「ごめんね?さよりん」


「ううん!何で謝るの?よかったじゃん!」


・・・無理してる。


ホントは行って欲しくないけど、とめない。
二人が幸せだったらいいや・・・。


「あとね、佐奈、さよりん。あたし、変なことしちゃったでしょ?
爆発とか」


「はい」


「うん」


そうか・・・爆発で、あたし達は知り合ったんだもん。


「風香も、それで知り合ったの。まぁ・・・悪の仲間?」


「風香さんが!?」


・・・風香?
どこかで聞いたこと、ある・・・。


「あ、さよりんは知らないよね。お姉ちゃんの親友です」


「ああ・・・」


前にそんなこと、言ってたな。


その子も・・・。


「まぁ、あたし達は一緒に暮らすから。
ありがとね?」


「うん。あ、サラたちのことは?」


「・・・もう大丈夫。」


よかった・・・。
あんなルール・・・意味わかんないもん。


「じゃ・・・「晴菜?」」


晴菜の声を誰かがさえぎった。


「あ・・・風香」


これが・・・風香?


「何してるの?今日でしょ?」


「あ・・・」


今日?今日何かあるの?


「佐奈を殺す日は。」

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次回、最終回!((ウソでーす。
次の次、最終回!((これホント