二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: どうぶつの森 ホヒンダ村だより—どうして私は— ( No.61 )
日時: 2011/03/13 10:08
名前: 麗 ◆AUKKRecP3g (ID: oUMqL.jW)

第8話[*+ flower村 +*]



あたしは・・・佐奈の村へと、
走っていった。

気持ちを伝えるために———。


てか・・・その前に佐奈の村って、
何村だろう。


「門番!今何処が開いてる!?」


「えーと・・・佐奈さんのflower村が開いてるであります!」


「flower村・・・行かせて!」


「行ってらっしゃいでございます!」


ギイィイイイィィィ・・・


あたしは・・・緊張なんて、しないよ。


ただ、まっすぐな気持ちを伝えるだけだもん———。


「・・・!?」


出てきたのは・・・
花だらけの、村。


木もちょうどいいぐらいあるし、
あそこには、スズランがたくさん咲いてる。
いわゆる「スズラン畑」というやつだろう。


「!?さよりん・・・?」


後ろのほうで花に水遣りをしていた佐奈は、
あたしを見つけて驚いていた。


「さよりん?あ、あの・・・手紙、読んだ?///」


佐奈は、もうタコみたいに赤くなっている。


「佐奈・・・」


ゆっくりと佐奈に近寄った。


「よんでくれればい———」


ギュッ。


あたしは佐奈が言い終わる前に、
佐奈を抱きしめた。


「!?さ、さよりん・・・?///」


「———ね。」


佐奈は気絶寸前で、
驚いている。


「辛かったよね・・・お姉ちゃんから言われて」


「!」


「だけど・・・もう、大丈夫だよ」


あたしは佐奈をじっと見て、笑う。


「あたしたちと・・・また新しい人生・・・
生活を、スタートしよ?」


「・・・」


佐奈は無言だった。


「うん!」


「^^」


佐奈もあたしも、笑った。
とにかく・・・笑えばいいんだよ。


笑ってることは・・・幸せなんだ。


「そ、それはいいから・・・、さよりん、離してくれない?///」


「あ、ごめん、熱かった?」


「う、ううん^^」


佐奈は・・・爆発するぐらい真っ赤になっていた。
だ、大丈夫か;


「あ〜、もうだめ」


フラ〜、バタッ!


「あ、佐奈!?」


「うにゃ〜〜」


「;」


やっぱり・・・熱かったんだ。


とにかく、家まで運んであげよう。


「う〜ん・・・」


「・・・クスッ」


あたしたち・・・幸せだね。


佐奈も・・・前のこと、思い出してないで、
一緒にいよ?


   *


「んん??」


佐奈は、ゆっくりと目を開けた。


「・・・。ってええぇぇぇ!!!?」


佐奈はあたしを見て驚いている。
まったく・・・何回驚いてるんだろ・・・


「ご、ごめん、やっぱ私熱かったみたいで・・・」


「別にw」


「えーと・・・」


佐奈は何かを考えいると思いきや、
いきなり「ボン!」と膨れ上がった。


「ぎゃああぁぁ/////」


「落ち着いてー;」


佐奈は・・・何してるんだろ。
興奮してる?


ま、いいや。こうしてあたしは・・・
思いを告げ・・・、
親友になった。


「スズラン頂戴!」


「だ、だめ!」

____________________________

終わったよ〜。
こっちも熱いなぁ((あんた変