二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: どうぶつの森 ホヒンダ村だより—どうして私は— ( No.73 )
- 日時: 2011/03/13 16:57
- 名前: 麗 ◆AUKKRecP3g (ID: ytHrtxEm)
第10話[*+ 裏切り?佐奈SIDE +*]
それは、昨日・・・。
さよりんが帰ってから。
「ふぅー。楽しかったな。」
さよりんと、少し話して、元気になったよ。
分かった・・・。
さよりんは、私にとってかけがえのない存在なんだ———。
「さーて・・・。外に出よ。」
もう熱くないし。
・・・さよりんに抱かれたときは、
びっくりしちゃったな・・・。
だけど・・・他の人ではないぬくもり方を感じたんだ・・・。
そう、さよりんには安心感があるんだ。
ガチャ。
外は・・・雨が降り始めている。
「いけない。」
いそいで傘を持ってきた。
お姉ちゃんからもらった・・・このかさ。
さよりんと同じぐらい・・・
落ち着く。
ペチャッペチャッ
歩くと、ペチャペチャと音がする。
たまには・・・雨の日の散歩もいいな。
「佐奈ちゃん?」
「あっ・・・」
私は・・・言葉を失った。
後ろには・・・サラさんが立っていた。
「あっ・・・」
「佐奈ちゃん?分かってるでしょう?
この村以外の人と友情関係はなしってこと。」
「・・・はい・・・」
そう・・・あたしの村には・・・ルールがある。
この村の人以外は友情、恋愛関係なしって。
だから・・・本当は・・・
「あたしねぇ、見ちゃったの。佐奈が他の子と仲良くしてるのを」
「ッ・・・」
何もいえない・・・。
本当のことだから・・・。
こうなることは・・・
分かっていた。だけども・・・
さよりんとは・・・そんなルール、守るの無理だよ。
「だから、佐奈・・・あんたはルールを無視したの。」
「・・・」
そのルール・・・お母様が作った。
この初期flower村オーナーの。
でも・・・もう死んじゃったし・・・
それに、お母様は有名な会社の社長だった。
だから・・・変えることも何も出来ない。
「てことはぁ・・・アンタは、この村を裏切ったんだよ?」
ズキン・・・
『裏切り』
その言葉は、私の胸に突き刺さる。
私だって・・・裏切りたくなかった。
だけど・・・そんなルール・・・!
サラは、村の皆を呼んだそうで、
皆は私のことを見てクスクス笑っている。
「裏切ったんだから・・・あんたはこの村出てきなさいよ。」
「え・・・」
私は目を丸くした。
出て行かなきゃいけないの?
イヤだ・・・他の所に行きたくない。
皆に心配かけたくない・・・。
「ま、別にあたしたちはアンタなんていらないけどね〜。
てかいない方がいいしぃ〜。」
そんな・・・いや。
私は・・・ゆういつ仲がよかった、
グルミンさんのほうを見た。
そのとき・・・目が合った。
私は・・・信じる。グルミンさんなら、
助けてくれる・・・。
「は?何アタイのこと見てんの?あんたなんか助けないし〜。
てかもはや出てって欲しい!」
———え。
違う・・・。今はグルミンさんが裏切った。
どうして?私は・・・いらなかったの?
「てことは、あんたは村を出てって。嫌でも無理やり連れて
行くからね。」
「いや・・・」
サラさんは私を強引に連れて行く。
「や、やめてぇ!」
だけど・・・そんな言葉通用しない。
おかまいなしに・・・。
「あ、いっとくけど、一生戻ってこなくていいから。
じゃーね★」
ドン!
「きぁああぁぁ!!」
無理やり押され・・・他の村へ。
それに・・・サラは、入ってくる人を入れない。
だから・・・戻れない。
「やだ・・・」
ギイイィィィ・・・
ホントは・・・嫌なのに・・・。
「うっ・・・」
あたしは気を失った。
だけど・・・その後知った。
着いた先は、ホヒンダ村だったって。
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ごめんなさーい!!サラとグルミンが悪役になってしまいました。
それに・・・佐奈がかわいそうd「じゃ助けてよ」
ま・・・;その辺は、はい((