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第3話[さよりん急な熱]

あれから1週間、たのしいことなんてなかったな。
でも今日は違う、コタロウと遊ぶんだ。

サキナ「あら、さよりんごきげんね」

さよりん「うん、なんだって今日はコタロウと遊ぶんだもん」

サキナ「へー、なら私もついていこっかな」

さよりん「い、いいけど」

サキナ「あ、でも邪魔するといかんからお留守番してる」

サキノ「さよりんさんおでかけですか？」

さよりん「うん、昼からだけどね」

サキノ「そうですか、今日は何が食べたいですか？」

さよりん「そうめん！！」

サキナ「夏じゃない」

サキノ「でもコタロウさんといっしょに食べたらどうですか？
お弁当いまから作りますよ？」

さよりん「えっ？こ、コタロウと・・・」

サキノ「はい、電話しますか？」

さよりん「え、えー！？」

サキノ「天気がいいからいいと思いますよ」

さよりん「あ、うんじゃ・・・お願い」

サキノ「はい、お姉ちゃん、手伝ってー」

サキナ「いいよー」

30分後・・・

サキノ「さよりんさん、お弁当できましたよ」

さよりん「あ、うん」

サキナ「うんじゃ、いってらっしゃい」

さよりん「うん、いってくるね」

————————ハフンダ村————————

コタロウ「あ、さよりんー、早くー！！」

さよりん「え、いまいくー」

コタロウ「今日さよりんがご飯もってきたっていってたけど、早く食べよう！！」

さよりん「う、うん！」

コタロウ「さよりん、これおいしい！！」

さよりん「え、ありがとう・・・」

ほんとはサキナとサキノが作ってくれたんだけどね(汗)

スウッ

あれ？みまちがえかな？
なんだかめまいが・・・。

コタロウ「お、おい・・・さよりん！！
さよりーん！！」

————————コタロウの家————————

コタロウ「さよりん、大丈夫か？」

さよりん「ん？コタロウ・・・？」

コタロウ「急にたおれてびっくりしたよー」

あれ？なんかあつい・・・。
あ、あたし熱がでたのかな？

さよりん「あ、あたしもう帰るね」

コタロウ「うん、きをつけろよ」

さよりん「うん」

第3話[さよりん急な熱]おわり
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