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第6話[妖精の里へ]

サキノ「さよりんさん、ごはんできました」

さよりん「ありがとう、サキノ」

サキノ「はい、ハンバーグです」

さよりん「やったー！いただきまーす」

あたしがハンバーグをくわえたときいきなりドアがあいた。

コタロウ「ねぇ、コミチがいない！！」

さよりん「もう、そんな嘘はだまされないぞ」

コタロウ「ほんとうなんだ！！」

サキナ「こ、怖いこといわないでよ」

サキノ「そ、そうです」

さよりん「エイプリルフールはとっくにおわったんだよ」

コタロウ「ほんとうだって、このてがみみてよ」

さよりん「えっとー・・・

コタロウへ

お前の妹はあずかった。
かえしてほしければ妖精の里へこい。
大丈夫、妹は妖精と遊んでいるからあんしんしろ。

妖精の里の村長より？」

がちゃ

いきなりドアがあいた。

サキナ＆サキノ「キャァ！！」

リッキー「ねぇさよりん、このミイラのひつぎいる？」

さよりん「なーんだ、びっくりした」

リッキー「いまならこのスズキリュウの頭もつけるよー」

さよりん「あれ？いまスズキリュウそろえてるんじゃ・・・」

リッキー「うん、でもレベッカからもういっこもらったからさよりんにあげる」

さよりん「じゃぁもらうー」

リッキー「それでね、ミイラのひつぎをあけると不思議なとこにいけるんだよ。
きっとおばけやしきだと思うけどね。
ウフフフフ」

さよりん「ぎゃー！！」

リッキー「じゃぁまたねー、さよりん」

さよりん「と、とにかくあけるか」

がちゃ

サキナ「こ、こんどは何？」

ルイコ「さよりんちゃん大丈夫ですか？」

さよりん「ル、ルイコちゃん・・・」

ルイコ「さよりんちゃん何か怖いことあったと思ったからきましたわ」

サキノ「さすがわが友です」

シゲ「おーっと、俺を忘れちゃいけないぜ」

さよりん「シゲもいたんだ。
いまから不思議なとこいくけどいい？」

シゲ「ああ、いいぜ」

ルイコ「はい」

あたし達はミイラのひつぎをあけていった。
こうしてあたし達のコミチちゃんを探しに妖精の里へむかった。

第6話[妖精の里へ]おわり
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