二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【イナイレ】〜俺のサッカー〜『第四章・暁の弟をスカウト!?』 ( No.111 )
日時: 2011/04/30 10:01
名前: まい (ID: 5k0sSMOR)

〜第2話〜「弟?」

[暁目線]
俺達は今、『雷のパワープレイヤー』を探すためにまずは町で個人で聞き込みをする。しかし俺が尋ねた人で、颯音を知っている人は2人しかいなかった。

『もしかして、ハヤト君のこと?あの子はいつも電信柱の上に座っていつも叫んでいるわ不気味でしょ?』
『あぁ。あいつのことか、いつも山に向かって走り出して何かしていると噂しているが』

この情報しかなかった。しかも・・・町に迷惑な奴と思う。俺はしばらく歩くと空地があった。俺はバックの中に入れていたボールを出して壁に向かって蹴った。その内に俺はだんだん楽しくなってきて一人時間を忘れて空地にいた。


[その頃、雷門イレブンは・・・]
円「どうだった?」
鬼「ダメだ。知っている人が少なすぎる」
目「知っていた人に聞いてみたら、東條君はとっても迷惑な人物なのがわかりましたよ」
小「もしかしたら、暁さんよりも厄介な人かもねウシッシッシシ」
春「小暮君は言えないことよ!」

情報の収穫ゼロで頭を悩まされていた。仕方なくメンバーはキャラバンに乗ろうと向かった時に何やらキャラバンの上に寝転がっていた少年らしき人がいた。目金が気が付いて「そこで何をしているんですか?」と問う、すると寝転がっていた少年は起き上がった。

?「まったくこっちは待ちくたびれて昼寝をしちまったよ、」

そう言った少年は大きなあくびをした。外見は緑色の耳ぐらいまである髪に赤いバンダナ、藍色の瞳で服はオレンジ色で白いラインが入っているハーフパンツに上は赤色のTシャツに山吹色のパーカーを羽織っていた。しかし足元を見ると、裸足でしかも少年は汗をすごく掻いていた。

?「あんた達は雷門イレブンだろ?」
円「そうだけど、」
?「なんで全国を回っているチームがこの町にいるんだ?」
瞳「私達は「東條 颯音」と言う人物をスカウトするためにここにいるわ」
?「へ〜え、スカウトね」

少年はキャラバンから飛び降りて円堂に向かって歩き出した。

?「ところであんた達の中に「暁 直也」はいないのか?俺はそいつに会ってみたい」
鬼「生憎あいにくあいつはここにはいない、どこかで聞き込みでもしているだろ」

それを聞いた少年はため息をついてこう言った。
?「なんだ〜つまんないな、せっかく兄貴の顔が見られると思ったのに」

嫌々ちょっと待て、「兄貴」と言う言葉に戸惑うメンバー鬼道が「暁が兄貴なのか?」と聞くと少年は忘れていたと言いたそうな顔をしてこちらに話す。

                「あ、俺は暁 直也の弟なんだよね〜」

この一言は雷門イレブン全員が一瞬にして凍りつく言葉だった。言った少年は頭にクエスチョンマークが出ている。しばらく沈黙が続き、雷門側の全員が叫び声をあげたのは言うまでもない。