二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【イナイレ】〜俺のサッカー〜『第四章・暁の弟をスカウト!?』 ( No.115 )
- 日時: 2011/05/02 14:30
- 名前: まい (ID: 8Pw/Rj4S)
〜第4話〜「血の繋がっていない兄弟の絆。その1」←サブタイトル長!
暁は皆がいるキャラバンに着いた。キャラバンの外には誰もいなかったので中に行ったら案の定、中の様子は騒がしかった。
暁「今帰ったぞ」
颯「会いたかったぜ兄貴!」
と言いながら暁に走って飛び付こうとする颯音、暁は右に避けて足払いをした。颯音は暁の足に引っかかって勢いよく転ぶ、周りのメンバーは「暁は東條のこと嫌いなんだな」と思う
暁「いい加減その態度やめろ、吐き気がする」
颯「いいじゃないか!5年振りに会って飛び付いてなにが悪い!?」
暁「第一お前のことは弟として認めた覚えはない」
颯「なんで?俺は兄貴として認めてるし!」
暁「あのな〜(怒)」
円「あの・・・二人の関係って?」
話の空気を読めない円堂が聞く。颯音は反応してニコニコする。暁は反対にため息をつく
颯「それは8年前、俺が父さんから兄貴を紹介されたんだ」
全「紹介?」
暁「こっからは俺が話すよ。」
〜8年前〜
親父「今日からお前達の「兄弟」となる男の直也だ。仲良くしろよ!」
8年前の今日、親父は俺を紹介した。最初の頃の兄貴は颯音は嫌いだったみたいだ。なぜかって?それは・・・
颯「よろしくな!」
直「?なんで僕にかまうの?僕なんていなければいいでしょ?」
颯「え?」
なんと言うか・・・当時の俺は気が弱くて自分に自信がない性格だった。
親父「まぁまぁ直也は赤いバンダナをしている男の子が颯音、こいつの兄貴になるんだぞ」
直「ちょっと!おじさん、なんで僕が?」
親父「いいじゃないか?颯音は生意気で世話しにくいけどな!」
颯「俺もいやだ!なんでこんな気のよわいやつが俺の兄貴なんだ!?兄貴は壱松で十分だろ!?」
直「壱松?」
親父「あぁ〜直也と颯音の兄貴だ。今は山で獅子相手に特訓でもしてるだろ」
直「ししってな〜に?」
颯「すっごく大きなイノシシだぞ!兄貴は日々そいつを相手に特訓してるんだ!」
〜山の頂上〜
険しい崖を登った。当時の颯音は慣れていたから行けたけど・・・俺の方は父さんにおんぶされながら登った。
頂上に行くとポニーテイルの金髪、瞳が青色で両手首には青いリストバンドをしていて服は黒い長ズボンで青いTシャツの当時は9歳の壱松兄貴が町を眺めていた。俺はこのときから壱松兄貴のことは不思議な太陽みたいな人だと思った。
壱「あれ?父さんにハヤトにその子は?」
親父「紹介する!こいつは直也!!お前の弟だ!!」
颯「俺が壱松の弟だ!!」
直「はじめまして・・・・・・直也です」
壱「敬語は使わなくていいよ。兄弟だろ?」
壱松兄貴はすぐに俺のことを認めてくれた。が、この時の俺は人が嫌いだったからなんで自分を認めるのかがわかんなかった。
直「どうしてなの?あなたは僕の存在をどうして認めるの?」