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Re: 【イナイレ】〜俺のサッカー〜『第四章・暁の弟をスカウト!?』 ( No.117 )
日時: 2011/05/02 16:50
名前: まい (ID: zr1kEil0)

〜第5話〜「血の繋がっていない兄弟の絆。その2」

壱「はぁ?お前なにを言ってるんだ?」
直「だって・・・僕はここにいる自体おかしいじゃない?本当の兄弟じゃないんでしょ?」
颯「お前に何があったか知らないけどな、兄貴に変なことを聞くなよ!」

そう突っ張った颯音、壱松兄貴は俺の顔を見た。親父は壱松のバックからサッカーボールをだした。そしてボールを颯音に渡した。

壱「よくわかんないけど・・・お前はサッカーできるか?」
直「え?サッカー?」
颯「こいつにサッカーなんて、できないだろ!?くやしかったら俺からボールを奪ってみな」

そう挑発をしてきた。親父は少し笑って大声をだした。

親父「いいか直也!お前にはサッカーの才能があるはずだ!!」
直「おじさんってこんなにあつい人だっけ?」
壱「父さんはサッカーのことになるとあぁなるんだ。俺もだけどな・・・直也、ハヤトからボールを奪ってみろ」

急に「やれ」と言われたんだ。ふつうは初対面の奴にそんな無茶を言うと思わないよな?その時の俺も戸惑って「できない」と言った。見かねた兄貴が優しく話しかけてくれた。その時の言葉は今でも覚えてるよ

壱「良い事を教えてやるよ。出来るか出来ないかじゃなくて、やるか、やらないかで、きっとお前は変われるぞ、お前は可能性がある、だから自分に自信を持て!!」
直「自分に自信をもつ?」
壱「そうだ!だけどお前は今のままでいいと思ってたら話は別だがな」
直「・・・僕、やるよこのままの自分はいやだから!!」


〜現在〜
円「で勝ったのか?」
暁「まぁな・・・だけど今思えば勝たない方がよかったと思ってる。」
目「なんでですか?」
暁「それっきり、颯音がしつこくしつこく俺を追いかけるようになったからな」
全「(な、なるほど・・・)」
颯「ここからは俺にバトンタッチ!」
暁「不安だけど頼んだぞ」

〜もどって8年前〜
そうそう、俺は兄貴にボールを奪われただけど、フェイントした時の兄貴のテクニックがすごくかっこよかった。それから兄貴が好きになったんだ!

颯「うそだろ?」
壱「よくやったな直也!」
直「僕はもしかして・・・サッカーできるの?」
壱「できたじゃないか!俺の言った通りだろ、自分が変わった気がするか?」
直「まだわかんないよ、それよりハヤトくんはだいじょうぶ?」

そう言って駆けつけて兄貴は俺に手を出したよな?その時の俺は兄貴が輝いて見えてテンションが上がって立ち上がった。

颯「お前すごいな!!」
直「え?」
颯「だって俺からボールを奪ったんだぜ!それに俺にはマネできないようなテクニックだっけ?すごいじゃないか!!」
直「あ、ありがとう」
颯「よし!特別にお前を兄貴として認めてやっていいぞ!!」
直「はい?」
颯「今日からお前のことを「直也兄貴」って言うからな!よろしく直也兄貴!!」
直「僕にい、いきなり弟ができたの?」
壱「よかったな直也」
親父「これで直也と颯音は獅子狩りに行けるな!」
直「え!?獅子狩り!?」
親父「そうだ。言い忘れたが俺達は月に一回、一週間サバイバルをしているぞ。俺と壱松の食事は獅子だからなお前達のは自分でやれ」
颯「がんばろうな兄貴!」
直「えぇ!?」

この後まっていたのは、獅子狩りだ。凶暴なイノシシ相手に兄貴と俺は死ぬ覚悟で特訓したのを今でも覚えてるぜ。その話は次回に続く!