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Re: 【イナイレ】〜俺のサッカー〜『第四章・暁の弟をスカウト!?』 ( No.128 )
日時: 2011/05/05 20:23
名前: まい (ID: 1EjfiyJS)

〜第8話〜「俺と颯音とお前と」

こうして俺は一時的に風鈴学園のチームに入ることに、颯音はわくわくしながら親父の作戦を聞く。

親父「いいか!全国で優勝した雷門相手に精一杯の気持ちをぶつけてみろ!!」
暁以外全「はい!」
暁「ところで俺のポジションは?」
親父「お前はMFでやれ」
颯「えぇ〜!!俺は兄貴と2TOPしたかったのに!!」

と頬を膨らませて言う颯音、俺は頭を撫でて「我慢しろ」と耳元でつぶやいた。きっと雷門は俺のマークを厳しくするな。


〜暁の心の中〜
暁「(司令塔かよ、面倒だな)」
?「(じゃあ、僕にかわってよ!!)」
暁「(ちょっと待てよ!)」
?「(遅いよ)」
<シュッ>   

その瞬間、暁の瞳の色が茶色から空色にかわった。しかし皆気づかなかった。

暁?「お父さん、僕が司令塔になるんだよね?」
親父「!!「お父さん」?お前、性格変わったか?」
暁?「そうかな?」
颯「こんな兄貴は嫌だ!」
暁「(おい、氷空お前何しでかしてんだよ?)」
氷「(だって見てるだけじゃつまんないし〜イプシロン戦は直也がやるって言ったから譲ったんだよ)」

実は、俺は吹雪と同じ二重人格である。吹雪の場合は兄弟だが、俺の場合は昔の俺の人格なんだ。記憶が戻っていくに連れて氷空の人格が現れるようになったんだ。

颯「俺は兄貴はFW がいいのに」
氷「もしかして・・・僕がFW じゃないと勝つのは『無理』だと思ってるの?」
暁「(バカ野郎!颯音にその言葉は・・・)」
氷「(え、どういうことなの?)」
颯「あぁ?」

その瞬間、颯音の体はうずうずしているのように震えていた。顔は蹲っていた。周りの人は「やったな」と言いたそうな顔になる。

颯「俺の辞書に『無理』はない!!」
円「な、なんだ?」
颯「おい!雷門の野郎どもよーく聞けよ!!俺様はお前達から3点奪ってやる!!」
鬼「なんか性格変わってないか?」
氷「あれ?僕なんか変な事言った?」
親父「忘れたのか?颯音に『無理』と『ダメ』は禁句だ。言ったら反抗するぞ、おかげで颯音の野郎が宣言したじゃないか」

あ、そうだ氷空はこんな天然にあるんだっけ?俺はコントロールができてないし・・・昔の俺ってこんな感じだったのかよ?

氷「無理しないでね!!」
風鈴側全「ちょっと待った!」
雷門全「え?」
颯「おう兄貴!俺様は無茶をすると思うぜ!!」
氷「えぇ〜僕が困るよ」
円「なんだか、暁の性格も変わってないか?」
吹「(もしかして、暁君と東條君も僕と同じ?)」
氷「?」
暁「(「?」じゃないぞ氷空)」

なんだかフログが立ったな、氷空と俺については試合が終わったら吹雪に話すしかないな・・・