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Re: 【イナイレ】〜俺のサッカー〜『第四章・暁の弟をスカウト!?』 ( No.130 )
日時: 2011/05/10 22:13
名前: まい (ID: rO31YiwF)

〜第10話〜「我がまま」

現在の得点 1−0
暁「(じゃあ出番になったら変わってくれ)」
氷「(うん、わかってるよ)」

<シュッ>

氷「円堂くn・・・じゃなくて、円堂!早くしようよ!!」
円「?(暁の目の色が変わっているのは気のせいか?)あぁ!」

そう言って円堂は一之瀬にボールをあげた。一之瀬は攻め上がる。

一「風丸!」
颯「させるか!!」
風「もうここまで来たのか!?」

颯音はパスカットしてドリブルをする。氷空は戸惑いながらも颯音について行く。颯音はニッと笑って口パクで『あれやるぞ』と言った。あ、これは氷空じゃできないな。

氷「(ハヤト君と連携するのは僕じゃできないね、ここは任せるよ)」
暁「(あぁ、まったくこいつは・・・)」

<シュッ>

暁「まったく、わがままな奴だな。あれは一度8年前にたまたまできた技だぞ?」
颯「いいじゃないか!今の俺と兄貴なら絶対できるぞ!」
暁「(クスッ)無理言うなよ」
颯「<ピク!>『無理』じゃない絶対できる!!!」

どんどん颯音と俺はDF陣を抜く、そしてゴール前まで来た。
颯音は両手をクロスして悪雲を呼び、俺は左手を地面につけながら指笛であられを呼び、二人同時に高くジャンプする。あられは俺の足にまとい、雷は颯音の足にまとった。

暁「いくぜ!これが俺達の・・・」
颯「必殺技だ!!」
二人「<アイスディオボルト>!」

雷と氷の合体した強力なシュートはゴールに向かった。

円「<マジン・ザ・・・『暁 何してんだ円堂?』え?」

円堂が後ろを向くとボールがゴールラインを超えていた。これは円堂の必殺技を出すスピードを上回ってゴールした。

その瞬間に前半終了のホイッスルが鳴る。結果は2−0になった。

颯「やったな兄貴!ほら俺が言った通り出来たじゃないか!!」

と言いながら颯音は俺の背中を<ドン!>と張り手をして言う、俺は内心「痛い」と思いながらも話しかける。

暁「まぁな・・・(それより鬼道が後半に動く、後半は俺と颯音にはシュートは打たせないように厳しくマークされるな、後半からどうするかだな)」
氷「(僕に任せてよ!僕は少ししかやってない〜!!)」
暁「(あ、そう言えば、そうだったな。お前はプレーできんの?)」
氷「(昔の自分を信じれないの?君のやり方はテク二ックとチームプレイでしょ?僕は・・・ちょっと遊ぶだけだけどね!)」


な、なにをこいつは言ってるんだ?と思いながら俺はベンチにもどった。まさか、氷空があんなことをするなんてこの時は思わなかった。