二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【イナイレ】〜俺のサッカー〜『第四章・暁の弟をスカウト!?』 ( No.149 )
日時: 2011/06/05 14:04
名前: まい (ID: gJM7cnIU)

〜第19話〜「できたね」

暁「颯音、パスだ!!」
颯「いくぞ兄貴!」

颯音はドリブルしながら俺に向かってパs・・いや、シュートを人に当てようとするほどのボールが飛んできた。大抵の人なら避けるな、だが俺は見事なボールコントロールをしてカットした。

颯「よっしゃ!これでドリブルパス成功だな♪」
暁「・・・なんか、やけに嬉しそうだな?」
颯「当たり前だ!兄貴とまたサッカーができるのは嬉しいからな!」

とVサインをして俺に輝いた目で見てくる颯音、俺は「わかったから」と言い返してとりあいずは次のバックパス練習をする。

しかし、これがなかなかうまくいかない、さっきからタイミングが合わないのである。

颯「う〜ん・・・なんか違うんだよな」
暁「お前のタイミングは早過ぎだ。昔みたいに簡単にはできないか・・・」
颯「当たり前じゃないか?」
暁「だ、だよな」


氷「(正論言われてるね)」
暁「(氷空、言わないでくれ・・・お前は素直過ぎでこっちがショックをうける)」
氷「(プ・・・クールな直也がショックを受けてる!)」
暁「(俺だって人間だ。落ち込むくらいはあるだろ・・・つーか氷空は颯音のパスカットできるか?)」
氷「(わかんないけどやってみていいかな?)」
暁「(入れ替わるんなら、どうぞご勝手に)」

<シュッ>

氷「ハヤトkじゃなくて颯音はタイミングを変えられる?」
颯「まぁできるにはできるが・・・自信がないな」
氷「がんばって!僕がなんとかするから」
颯「あ・・・あぁ(なんか兄貴、ヘンだぞ)」

こうして颯音と氷空はパスの練習をした。飲み込みが早い氷空は颯音の動きについて行けている。当たり前か、氷空は俺だもんな・・・

颯「じゃあいくぜ!!」
氷「OK!」

颯音がキープしているボールはどんどん前線にあがっている。パスのタイミングを計っているのだ。

颯「(集中しろ・・・兄貴の動きを予測して・・・パスをする!)」
氷「お・・ナイスパスだね」

<トン>と氷空の足元に音がしたのだ。足元を見るとボールがあったのだ。颯音、克服できたんだ。

氷「できたね」
颯「これでキャラバンに参加していいんですね!?」
瞳「えぇ・・・暁君もいいですね?」
氷「はい♪」
円「よろしくな東條!」

いつの間にか円堂が氷空と颯音の間に入ってくる。いつからいたんだ?

颯「・・・え〜と」
氷「(もしかして、名前わからないの!?)こ、この人はキャプテンだよ」
颯「よろしくなキャプテン!」
円「?あぁ」

こうして颯音はなんやかんやあってキャラバンに参加することになった。しかし、もう一人キャラバンに参加する人がいた・・・その人物とは・・・!?次回に続く!!