二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【イナイレ】〜俺のサッカー〜『第四章・暁の弟をスカウト!?』 ( No.150 )
日時: 2011/06/05 14:02
名前: まい (ID: gJM7cnIU)

〜第20話〜「あんたもついてくるのか?」

颯音がキャラバンに参加することになった。まぁ、颯音はシュートをするプレーが多いワンマンプレーヤーだからチームプレイをする雷門に馴染めるか不安だな。

暁「せいぜい足を引っ張るなよ」
颯「正真正銘に兄貴と同じチームにはいれるか!」

こいつ、話を聞いてないな、あぁ面倒な奴を入れたな雷門、この先俺の体は持つのか?と思っていたら、親父がダッシュで俺達の所にきたしかも、猛スピードで来たのに息が乱れていなかった。親父ってこんなに体力があったのか?

親父「さすがは俺の息子、なかなかだな」
暁「あんたもいい加減に仕事しろ情報屋が、エイリア学園のこと調べたんじゃないか?」
親父「そうだそうだ、忘れていた!え〜とメモは・・・」

あ、ちなみに親父の仕事は情報屋らしい、以前東京に会った時は大阪の遊園地にアジトがある噂を俺に教えてもらったんだ。親父は懐からメモ帳をだして言った。

親父「え〜と『福岡に円堂 大介の裏ノートがある』らしい」
円「じーちゃんのノート!?」
全「!?」
親父「そうそう、円堂 守のじーさんのノートが福岡にある。行ってみる価値あるだろ。なぁ監督さん」
瞳「そうですね・・・ところであなたはどこでその情報を?」
親父「それは企業秘密ですよ〜」

口笛を吹いて陽気に答える親父、監督はただ親父を睨んでいた。俺はただその様子を見ているだけしかできなかった。チラっと円堂の方を向くと・・・目を輝かせて拳をつくっていた。余程こいつにとっては重大なんだな

瞳「暁君」
暁「なんですか?」
瞳「東條君とあなたのお父さんをキャラバンに乗せます」
暁「・・・・・はあ!?」

その言葉を理解するのに時間が5秒掛かった。

暁「颯音は納得できますけど、なんで親父まで!?」
瞳「この人の情報収集はなかなかの者よ。」
暁「いいのか親父?」
親父「良いに決まってるだろ!いいじゃないか♪息子達と全国をまわるなんて夢みたいだ♪」
颯「父さんも行くのか!?これは楽しくなりそうだぜ!!」
暁「こっちは疲れそうだ・・・はぁ」

なんつー気楽な親子なんだ。こいつらは俺がいない間の5年はどうすごしたんだよ?

円「暁、お前の父ちゃんって面白いな!」
暁「これのどこがだ?」
親父「直也、ひどくないか」

こうして、大分から颯音と親父がキャラバンに参加することになった。俺はこの先どうすんだよ?面倒なことが起きそうでヤダ・・・でも、不思議だな5年前にバラバラになった家族がまた集まって全国をまわる旅にでるなんて、奇跡だな

心の中ではとても温かい気持ちになった暁であった。