二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【イナイレ】〜俺のサッカー〜『第四章・暁の弟をスカウト!?』 ( No.151 )
- 日時: 2011/06/06 20:44
- 名前: まい (ID: JPqqqGLU)
〜第21話〜「なんだよ」
その日の夜中、キャラバンの中では、俺の隣で颯音は大の字になり、大きないびきをしている。壁山くらいうるさいのである。おかげでまったく眠れない、他の奴はよくこの状態で眠れるな
暁「外の空気を吸うか・・・」
俺は皆を起こさないようにそっとキャラバンから出た。さすがに外は夜中なので寒い、辺りを見ると真っ暗に近い暗さだった。俺は暗いのが苦手だからジャージのポケットからペンライトを取り出して灯りをつける
グランドの方に見覚えがある人影が見えたからそいつの元に駆け寄りライトで照らしてみる。
暁「こんな時間にグランドで何をしているんだい、吹雪君?」
わざと君付けにして呼んでみた。吹雪はこちらに気づいて振り返る。その時の吹雪の目の色はオレンジ色だった。そうか、今はアツヤなんだ。
ア「君付けはやめろ、気色悪い」
暁「その口調はアツヤか?さっきの質問をもう一度言う、何をしている?」
ア「別に、俺の勝手だろ」
そっぽを向いて俺に背中を向けるような形で向きを変える。しかし、アツヤのスパイクを見ると汚れている。こんな時間に特訓でもしてたのかよ?まったく
暁「お前、バカだな。そんなに強くなりたい気持ちは少しはわかるが、怪我をしたら元も子もないぞ」
ア「うるさいな、ほっといてくれ」
冷たく言われてしまった。あいつ、なんなんだよ?
暁「・・・お前、最近ヘンじゃないか?」
ア「俺はいたって正常だ。わかったら早く寝ていろ、練習の邪魔だ」
暁「ほ〜お練習ね。やけにスパイクが汚れていたのはそのせいか、俺に声をかければ手伝ってやったのに、あのな一人じゃ何もできないぞ」
ア「っうるさいって言ってるだろ!!」
急にアツヤは叫ぶ、まるで何かの感情を俺にぶつけた。俺は少し驚いた。だってよあのアツヤが感情を俺にぶつけるんだぞ、余程のことだろ
サイドアツヤの様子を見ると、息は荒く、手汗がすごかった。俺は何か協力出来ることはないか考える。自然と口が動いてしまう。
暁「まったくさ、一人で悩みを抱えているなら、俺に言えよな、俺はお前の味方なんだから」
ア「・・・お前に何がわかるんだよ?」
暁「あぁ、俺にはさっぱりお前の気持ちなんて1mmもわかんねェーよ。でもな・・・今のお前の顔を見るとあの時のあいつに似ていてムカつく、ただそれだけだ」
ア「あいつ?一体誰だ?」
暁「それは親父に聞けよ、じゃあな!!」
そう言った俺は後ろを振り向いて歩いた。あ゛ぁ゛ーなんだよあいつ!!人が心配してやったのにあの態度はないだろ!!!と俺は叫びたい気持ちになった。
ア「なんだよ。あいつ勝手に怒りやがって・・・」
?「君って素直じゃないんだな〜」
ア「!誰だ!?」
中途半端ですが、いったん切ります。すいません・・・