二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【イナイレ】〜俺のサッカー〜『第五章・運命は動き始めた』 ( No.166 )
日時: 2011/08/25 19:55
名前: まい (ID: QHlX.g1E)

〜第2話〜「これがノートか?」

俺達は陽花戸中という所に着いた。円堂の様子はわくわくしていて今にも飛び出していきそうな勢いで、親父は目を輝かせていて、颯音は俺の隣で話しかけてくる。そんな落ち着かない3人をなぜここに連れて来たのか?と言う疑問が俺の頭に浮かぶ、

円「あの人はなんだ?」

円堂が発見したのは大体・・・・・60〜70歳くらいのじいさんがいた。じいさんが円堂にむかって淡々と話す。

じい「君が円堂大介の孫かい?」
円「はい!」

この人の話によると、円堂のじいさんとライバルみたいな人らしい、なんでも昔、二人で競い合ってシュートしたボールが森に大きな道ができたとか。つーか環境を考えろよ。その人は今じゃあ陽花戸中の校長だ。

円堂と雷門が校長に連れて行き、ノートをもらうことになった。しばらくして二人は俺達にノートを見せてくれたが、

颯「見たことがない文字だ。アラビア語か?」
親父「いや、ここは日本だし」

あまりにも汚い文字で皆読めないらしい、円堂だけがは読める・・・・・あれ?これって・・・・・

暁「<正義の鉄拳>:『パッと開かずギュッと握ってダン、ギューン、ドカン』ってなんだこれ?書いてある意味わからん」
風「暁は読めるのか!?」
暁「少しだけならな、にしても円堂 大介だっけ?すごいなこの人、他にも<ジ・アース>に・・・・<ムゲン・ザ・ハンド>それに<アイス・セルセレラ>だってさ」

俺はノートに書いてある必殺技を読んでいく、なぜか様子を見た円堂達は唖然としている。そんなに円堂以外の奴が読めるなんて珍しいのか?

親父「どうしたら、そんな字が読めるんだ?」
暁「・・・さぁ?」
颯「『さぁ?』って兄貴、それはないだろ(汗」
壁「ところで、せれせれらってなんすか?」
目「壁山君、セルセレラですよ。アラビア語で『鉄鎖』という意味がありますよ」

目金は得意げに自分の眼鏡を少し上げてキラリと輝かす。むかつく態度だが、なかなかわかりやすい説明をしてくれて助かるな

土「訳をすると・・・『氷の鉄鎖』だな」
暁「いや、<アイス>は英語だろ、大介さんって中途半端に技名を決めるんだな・・・・・・そろそろこの話をやめないと円堂の頭がパニックになるな」

俺の視線の先には、頭を抱え込んで目を回したような顔をしているほぼ壊れかけている円堂の姿が・・・・・

円「せれせれ?アラビア?英語?」
栗「キャプテンが壊れたでやんス!!」

壊れかけと言うより、壊れている円堂を直すには・・・あれしかないな、ただあれを言うと暴走する確率があるが。言うしかないな・・・・・・。

暁「そう言えば、ここのサッカー部をみないか?なかなか強い奴がいるってさっきここの校長先生から聞いたぜ!」
じい「(あの子に聞かれたかな?)あぁ、ここのサッカー部を見てくるといいよ」
円「本当ですか!?」

ほら、直っただろ。まったく世話が焼けるキャプテンだなと思っていたら、急に氷空に話しかけられた。

氷「(ねぇ、なんでノートの文字がわかったの?)」
暁「(わからない、気づいたら読んでいた)」
氷「(わかるに決まってるよ。だって・・・僕は大介さんと一度あって読んでもらったもん)」
暁「はぁ!?それってどういう・・・あ」

思わず声が出てしまった。俺は皆に「あとで行くから」と言う口実をして校舎の方に入っていった。

暁「どういう意味だよ会った事があるって?」
氷「(う〜ん、詳しいことは覚えてないけど、僕は一度だけ大介さんに会って、ノートを読んでもらったことがあるんだ)」
暁「まてまて!円堂 大介はたしか、40年前に事故で行方不明になったんだぞ、お前と会ったのが8年以上前だとしても・・・・・・まさか、円堂 大介は生きていた!!?」

なんと言う衝撃的な事実、これを円堂に言ったらどうなることやら・・・・・