二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【イナイレ】〜俺のサッカー〜『第五章・運命は動き始めた』 ( No.174 )
- 日時: 2011/06/21 19:00
- 名前: まい (ID: H5HzCtSe)
〜第6話〜「屋上で出会った少年」
翌日になり、俺達は陽花戸中と練習試合をしようと思ったが、親父の携帯が鳴った。親父は急いで携帯をとり、会話をする。
親父「はい、はい、本当ですか?・・・・・直也、お前はやってほしい事がある。だから、練習試合に参加は、なしな☆」
暁「へ?」
おいおい、とうとう俺は幻聴まで聞こえ始めたのか?練習参加はなし?んなアホな
円「おじさん!それってどういうことですか!?」
親父「まぁまぁ、直也には屋上に行って練習試合の様子を見て、ノートに癖や弱点をまとめてくれ、そうしたらチームのレベルアップに繋がるだろ?」
円「なるほど!」
全「(納得した!!!)」
確かに屋上に行って試合を見物したら、一発でチーム全体の弱点がわかるな、だがイキナリ過ぎだ。今の電話は誰からだったんだ?どっちにしろ試合は出ないから、ゆっくりできる。良い事だ。
暁「いいですか監督?」
瞳「いいわ、許可をします」
颯「えぇ———!?また兄貴と一緒に攻めたかったのに」
暁「我慢しろよ」
こうして俺は屋上に向かっている。親父からもらったノートを片手にな、カギが掛かっているドアをもらったカギで開ける。そこには誰もいないはずなのに少年が一人立って試合の様子を見ていた。
暁「・・・誰だ?」
氷「(あれは・・・男の子だね)」
暁「(見れば分かる)」
すると、こっちに気がついた少年はこちらに振り返る。顔は肌白く、赤髪で、エメラルドグリーン色の瞳をもった少年だった。あれ?俺どこかで会った気がする?少年もなぜか俺を見て少し驚いた顔をしていた。
?「キミは・・・」
暁「あ、俺はそこで試合をしている雷門って所のチームに入っているんだ」
?「そうなんだ。でもなんでここに?」
暁「誰かさんに屋上から試合を見てチーム全体の弱点をノートに書けって言われてんだよ。」
?「ふーん、そう言えば名前は?」
暁「・・暁 直也だ」
基「暁君か、僕は基山 ヒロトって言うんだ」
暁「(ヒロト?なんか懐かしい感じがする・・・なぜだ?)って試合がもう始まってやがる!!」
慌てて俺は基山の隣まで走って急いでノートとシャーペンを用意する。試合の様子を見ると、円堂はどうやら新しい技を試している感じ、立向居は<マジン・ザ・ハンド>を試していた。だが、二人ともまだまだだな、俺は足りない所や試合の流れなどをノートに書いていった。
基「すごい、正確に書いてる」
暁「あんまりジロジロ見んなよ。『颯 <プラズマアロー>!』お!決めたかさすがだな」
今、颯音が<プラズマアロー>でシュートを決めた。だが、相変わらずパスをしていないのが目立った。本当にダメな弟だな
基「なかなか面白いサッカーをするね雷門って」
暁「個々の力はまだまだなチームだが、全員で弱点を補い、全員でサッカーをして、楽しむそれが雷門サッカーのやり方っつーことだ。勝利なんてものはその結果ってことだ」
そう言い終わったら、同時にホイッスルの音が鳴る。もう試合が終わったのか
暁「じゃあな基山、また会えるといいな」
基「またね、暁君」
俺は基山に背中を向けて歩き出して急いで。皆と合流するために走って階段を降りた。
基「暁 直也君ね・・・・見た目は氷空と瓜二つだった。しかもあの分析力はすごい、雷門の良い所もズバリ言っちゃうし、暁君のこと僕、気に入っちゃったな♪」
〜おまけ〜一方その頃、廊下では・・・
暁「<ゾク>な、なんだ。この寒気は?」
暁は身の危険を一瞬にして感じたらしい・・・・。