二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【イナイレ】〜俺のサッカー〜『第五章・運命は動き始めた』 ( No.214 )
- 日時: 2011/07/16 21:29
- 名前: まい (ID: FXyH1efb)
〜第20話〜「タイミングを考えろ!」
俺はボールを軽くリフティングをする。グランドで皆が見守っている。なぜならば俺の新技を皆に披露するためである。目の前には一之瀬、土門、颯音が障害物として立ちはだかる。多分、俺がイメージした動きをしたら技は完成できる。だが、エイリア学園に通用する威力があるのかが心配だ。
氷「(直也、考えるより行動だよ!!)」
暁「(だよな・・・ゴチャゴチャ考えてもしかたないな!)」
なんか氷空に言われたら気持ちが楽になった。さすが昔の俺だな。俺は体があったまってきたのでリフティングを終わらせる。
暁「準備OK・・・やるぞ」
緊迫する状況、誰もが息をのむ・・・・その時、いきなり背後から誰かが俺の肩に手をまわして肩を組んでいる状態になる。こんな態度をやる奴はあいつしか考えられない・・・俺は思いっきり睨んでいかくした。
暁「親父」
円「お、おじさん!!」
親父「おぉ!直也、良く俺のことが分かったな、さすが俺のむs『暁 そのくだりはいいから』照れるなよ」
俺は肩組をしている親父の腕を払った。親父はもう一度組んでくれと訴える目で俺を見る。もちろん俺は無視する。そう言えばさっき起こした時にいないと思ったが、どっか行ってたのか?しかも・・・・このおっさん、あんな緊迫した状況で話しかけるのかよ・・・。
颯「父さん、今までどこに行ってたんだ?」
親父「ちょっと情報収集だぜ☆」
鬼「もしかして、何か収穫はあったのですか?」
親父「あぁ!」
親父は威張って右手を思い切り自分の胸にドン!と叩いた。俺達は仕方なく親父が居る所に全員が集まった。
瞳「良い情報ですか?」
親父「あぁ!お前達にとってすっごく良い情報だ!!聞きたいか?」
円「はい!」
親父「聞いて驚くなよ、実は・・・・・沖縄に『炎のストライカー』がいる噂をキャッチした」
親父は陽気に笑いながら答える。その言葉を聞いた瞬間に全員が時が止まったかのように静まった。
『炎のストライカー』その異名は俺の知っている限りあいつくらいしかいない・・・。
暁「まさか、豪炎寺 修也が沖縄にいる確率が高いと言うことか?」
豪炎寺 修也・・・・・雷門中のエースストライカーで、パワーのあるシュートはもちろん、相手GKの技を冷静に観察し突破口を生み出す機転も見せる。また、観察力・判断力にも優れているため、試合においてチームを引っ張る人物だ。
別名『炎のストライカー』の異名をもつ。だが、エイリア学園と試合した時にミスが原因で離脱させられた・・・・と春奈に聞いた。
親父「さすが直也、察しが良いな」
円「ご、豪炎寺が・・・・」
瞳「待ってください。それは本当に豪炎寺君かしら?」
親父「ただの噂ですから、そこまでは・・・ただ、行ってみる価値はありますよ」
そう言った親父はにこやかだった皆は豪炎寺の知らせで歓喜があがっていたが、俺の必殺技はどうなるんだ?俺はただその場で立ちすくんでいた。
心の中で俺は叫んだ「タイミングを考えろ————!!」と