二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【イナイレ】〜俺のサッカー〜『第六章・奇跡の新タッグ!』 ( No.226 )
- 日時: 2011/07/25 09:12
- 名前: まい (ID: 8t12zafz)
〜第5話〜「謎の会話」
大きい柱が3つあり、その柱ひとつずつにスポットライトが当たっていた。しかも人影も3つあるその中の一人はグランが立っている。柱の下ではティムが見上げてその様子を見ていた。
ティ「私を呼びだすなんて、余程大切な話かしら?」
グ「悪いね、ティムまで呼び出して」
ティ「そんなことはいいわ。大切な話以外は私を呼ばないで」
?1「ったくお前は相変わらず頭が固いな」
?2「ティムにはまったく呆れるよ」
ティ「それより、大切な話って雷門イレブンとやりあったことでしょ。」
グ「・・・・・さぁね」
グランはティムから目線を外して言い訳をした。しかし、?1が嘘だと見抜きニヤリと笑った。
?1「とぼけちゃってよぉ・・・」
?2「しかも、ザ・ジェネシスの名のもとにやりあったのだろう。」
?1と?2はグランを追い詰めるように問いかける。グランは降参したかのように淡々と話す。
グ「あれはただのお遊びさ」
ティ「あなたがお遊びをする相手かしら?」
グ「興味深いと思わないかい?雷門イレブン・・・特に円堂 守に暁 直也、彼らは面白い」
?2「円堂 守は知ってが、暁 直也は知らないな」
?2が発した言葉にティムは少し眉を動かした。グランは不気味に笑って暁の特徴を話した。
グ「簡単に言えば・・・・氷空みたいだ」
?2「氷空だと?」
?1「まさか・・・・生きていたのか!?」
ティ「あの人は事故で死んだはずよ!!人間は生き返るわけでもないわ!」
グ「何を焦っているんだ三人とも、確かに暁君は氷空に似ているよ。でも俺のことを知らなかったから・・・・同一人物ではない」
三人はなぜか焦っていた。しかしグランはただ冷静に答える。ティムはグランを睨んで焦らすなと訴える。
ティ「それで、暁 直也がそんなにお気に入りなのかしら?」
グ「雷門が練習試合を一度見ただけでチームの弱点や癖を見破っていた・・・・・かなりの観察力の持ち主だ」
?2「確かにすごいが、暁 直也は試合に出なかったのだろう。」
グ「あぁ、でも君たちも戦えばわかるさ」
?1「先に俺達が雷門をたおして、プロミネンスがすぐにその座を奪ってやるよ」
?2「それはどうかな。我々ダイアモンドダストも引き下がるつもりはないよ」
?1「円堂 守に・・暁 直也か」
ティ「・・・・・・」
その頃、暁達は沖縄に着いていたが・・・暁は熱が下がってなくて一人キャラバンの中で寝込んでいた。親父や監督と合流できたが夏未の所でなにやら会話をしていて、円堂達は聞き込みに行っている。
暁「なんか・・・暇だ」
その時だった。子供の泣き声が外から聞こえた。しばらくすると大きい足音がキャラバンの中にも響いた。暁は驚いて起き上がり、キャラバンの外に飛び出した。
?「こらぁ——!!誰だ弟たちを泣かせた奴は!!!」
暁「こっちか?」
声のしたところに行くと、5人のなぜか泣いている子供と割烹着(かっぽうぎ)姿の体格のいい男がボールを持っている円堂と鬼道、立向居に怒ってる様子が・・・・暁は円堂の近くに行く。
暁「どうしたんだ?」
円「暁!どうしてここに!?」
暁「それより、お前がもっているボールはこの子供たちの物だろ?今の状況を考えて・・・・多分、子供たちは円堂にボールをとられたって思っているはずだ。」
円「え!?ゴメンそんなつもりじゃなかったのに・・・」
円堂は慌てて子供にボールを渡した。にしても・・・・・なんで割烹着姿なんだこの男は?