二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【イナイレ】〜俺のサッカー〜『第六章・奇跡の新タッグ!』 ( No.229 )
- 日時: 2011/07/25 20:55
- 名前: まい (ID: 7Q4U.U3m)
〜第6話〜「炎のストライカー?」
まぁ、割烹着男にてっとり早く聞き込みをした方が良い。
暁「あのさ『炎のストライカー』を知っているか?俺達はそいつを探しに沖縄に来たんだ。」
円「そうだった!俺達の仲間かもしれないんだ」
?「いや・・・・知らないな。」
そしたら割烹着男は顎を触って目線を外しながら言った。これは人間が嘘をついたときにやる癖の一種だ。こいつ何かを隠している?もしかしたら『炎のストライカー』のことを知っているかもしれない。でもここで言わないから余程重要なことだ。あまり聞かない方が良いな。
暁「そうか・・・・」
?「大丈夫か?」
暁「今、会ったばかりのお前に言われたくない」
?「バカ野郎!倒れたら元も子もないだろ!!」
おいおい、初対面の奴を割烹着の姿で説教するのか?と突っ込みたくなるが、言わないでおこう。適当に解釈するか。
暁「じゃあ、そんなに心配だったら一緒にグランドまで来てくれないか?肩を貸してほしい」
?「あぁいいぜ。そう言えば、お前は?」
暁「俺は暁 直也。そっちこそ名前は?」
?「俺は土方 雷電だ。グランドってどっちだ?」
俺は土方に肩を貸してもらってグランドに向かう。鬼道と円堂、立向居は別の場所で聞き込みを始めた。
その頃、吹雪と土門、颯音は少し離れている浜辺で聞き込みをしていた。吹雪はすごく汗を掻いて、今にも倒れそうな雰囲気が出ている。
颯「吹雪先輩、大丈夫ですか?」
吹「大丈夫だよ。東條君・・・・ここけっこう暑いね」
土「どう見ても熱中症になる寸前だろ(汗」
さすがの暑さにイライラしてきた颯音は大きな深呼吸をして、叫んだ。
颯「『炎のストライカー』はどこだぁぁあぁああ!!!!!」
土「おいおい、そんな叫んでくるとは思えないぞ」
颯「だって暑いから!!このままだと、干からびて死んじまう!!!」
吹「それは言い過ぎでしょ(汗」
颯音の天真爛漫さに呆れてくる二人、その時だった。背後から口笛の音が聞こえる。三人が振り向くと黄色い瞳に紅蓮の炎を連想させる赤色の髪で、燃え盛る炎の様な形の先端髪が特徴な少年が吹雪達に近づいてきた。
?「そのジャージはあんたら雷門中だろ?」
土「あぁ」
?「やっぱり、俺を探していたのはあんた達だったのか」
颯「へ?もしかして・・・・・お前が?」
?「俺は南雲 晴矢。あんたらが探している『炎のストライカー』は多分、俺だ」
三人「!!?」
晴「見せてやるよ、俺のシュートを・・・・・」
<ドッカーン!>
颯「すげー!!」
吹「間違えなく、炎だ」
土「そうだな」
颯「じゃあ、兄貴のところに行こうか!」
晴「兄貴って誰だ?」
一方、暁はキャラバンではなく外にある屋根がついてあるベンチに横になっていた。左隣には土方が、右隣には上機嫌の親父がいる。全員がグランドに集まっていた。
親父「まさか、直也が熱をだすなんて」
暁「うるさい(怒」
雷「あははっは、面白い親父さんだな!」
暁「土方・・・・この人にはあまりかかわらない方が良い」
親父「ひどっ!!」
俺は熱をだしたことにより、親父にからかわれている。監督はしばらく俺達の様子を見て薄く笑っていた。そう言えば、監督の子供の頃はどうすごしていたんだ?そう思っていたら、グランドの先に颯音が誰かを引っ張って猛スピードでこっちに走って来た!?俺は起き上がってベンチに座った。目の前で颯音は止まる。
颯「よう、兄貴!」
暁「なんだ。颯音・・・そいつは?」
颯音が連れて来たのはグランよりも濃い赤髪で黄色い瞳の少年が・・・・こいつ、どこかで会ったような・・・・・気のせいか?にしても、よく颯音の猛スピードに引っ張られて気絶してないな。一回俺もあのスピードで気絶したことあるから。けっこう実力があると思う(汗)
颯「こいつは南雲 晴矢!さっきすごいシュートを打ったんだぜ!!」
雷「ここら辺じゃあ見ないな。本当にこの近くに住んでいるのか?」
晴「俺もあんたは初めて見た」
沖縄の人は顔見知りが多いはずだ。土方が知らないなんて・・・・しかも、颯音も認めるほどのシュートをもつ人物か・・・・南雲は一体何者なんだ?それにどんな実力があるんだ?