二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【イナイレ】〜俺のサッカー〜『第六章・奇跡の新タッグ!』 ( No.245 )
- 日時: 2011/08/07 21:22
- 名前: まい (ID: oBZmVaf2)
〜第13話〜「今のは?」
俺と颯音が決めたシュートで雷門が一歩リードした。前半はうまくリズムを外したが・・・・・リズムがあるのは個人だけじゃない、チームにも独自のリズムがあるはずd。サッカーはチームプレイに弱点を発見されたら、この試合は負けるかもしれない。そんな不安が俺の頭に浮かぶ。その時、立向居は汗を掻いて、息も荒くして疲労しているのが分かった。
暁「立向居は大丈夫か?」
立「はい、大丈夫です!」
暁「無理するなよ」
少し不安があるけど、前半は自分のリズムを変えることに専念してたから、今はまだ大海原中の動きはまだ分析しきれていない。問題はここからだ。
<ピーッ!>
雷門ボールで後半開始のホイッスルが鳴る。綱海は何度もボールを奪おうとするが、簡単に抜かれてしまう。うーん、俺の分析では『綱海は空中キャッチを得意とするが、ドリブルカットが苦手』と言う所か、空中キャッチは風邪の時にゴールを守っていた。・・・・・ってそんなことを考えている場合じゃない気がする。
綱海を抜いた一之瀬は立向居にパスを出すが、立向居はトラップしきれず、ボールがこぼれてしまった。慌てて俺がこぼれ球をカットしてすぐに財前へパスをする。
立「すいません!」
暁「いや、平気だ。」
俺は小声で立向居を励ました。だけど、今のでこのチームの弱点がばれたかも・・・・恐る恐る俺は音村の方を見た。音村はニヤリと口角を上げて呟いた。
音「見つけたよ・・16分の1の休符を」
音村は駆け出して財前からボールを奪った。その後はこちらの動きが完璧に動きを読まれているので、 DF 陣が抜かれていく、相手チームはシュートをどんどん打つ、しかし円堂がすべてのシュートを止める。やっぱり反射神経がいいんだなーと思わず感心してしまう。円堂は俺にパスをするが、音村はすぐに指示を出す。
音「赤嶺!4ビートだ!」
暁「まずい、リカ!」
慌ててパスを出す。しかし焦ったせいでつまづいてボールはラインの外へ行った。その時、鬼道が何か分かったのか俺達を集めた。
鬼「フォーメーションチェンジだ!一之瀬をフォワードにあげて、一之瀬・リカ・東條の3TOPでいく!」
なるほど、攻撃中心にして流れを変えるつもりか・・・・だけど、あの三人で本当に大丈夫なのだろうか?
リ「ついにダーリンとや!!」
一「あははっははは(苦笑い)」
颯「何か俺は忘れられている?」
暁「・・・・・・不安だらけだ。」
立向居のスローインから開始で鬼道はどんどんパスの指示を出す。全員のリズムが少しずつ変わっているから大海原はついていけない、完全に流れが雷門に変わった。ボールはリカがドリブルキープしている。リカはシュートをしたが、綱海が空中キャッチをして止めた。
綱「まだまだだ!」
暁「体力バカが」
これで試合はイーブンかな?これからの展開はどうなるんだ?