二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【イナイレ】〜俺のサッカー〜『第一章・氷のテクニシャン』 ( No.3 )
日時: 2011/07/12 21:27
名前: まい (ID: oBZmVaf2)

〜第二話〜「五月蠅い連中」

円「君が暁なのか?」
暁「何回言えばいい?そう俺だが、というかお前名前は?」

暁は何度も確認をとる円堂に対してただポツンと立っていた。円堂は暁の反応に気が付いて自己紹介をし始める。

円「あ、俺は円堂 守!よろしく!!」
暁「はぁ?よろしく?」

「よろしく」と言う言葉に暁は分からなかった。なぜなら急に現れた知らない人によろしくと仲良くする意味がわからない。

円「じゃあ皆に言わないと、暁ちょっと来い!!」

そう言った円堂は暁の左手を掴み、皆がいる場所へいそいで連れて行こうとするとしたしかし、暁は掴もうとした円堂の右手を叩いた。円堂はおどろいたみたいだが。暁は少し手が震えて青ざめていた。円堂は心配になって呼びかける

円「暁?」
暁「あ、すまん円堂、俺は人に触られるのは苦手だから」
円「こっちこそ急に掴もうとして、ごめん」

暁は苦笑いして大丈夫と許した。その時、公園の前に止まっていたキャラバンから円堂を心配した風丸の声が聞こえた。

風「円堂!どうした?」
円「『氷のテクニシャン』の暁がいたからつい」

円堂は頭の後頭部を掻きながら笑顔で答える。しかし、言っていることはかなり重要なことで、キャラバンの窓が一斉に開く、暁は驚いて思わず飛び上がった。目を丸くしながら見ている雷門イレブンに対して、冷静になりコホンと咳を一回する。

暁「円堂、ついってなんだ?それに皆だっけ?俺がいるだけで大声をだす?」

まさに猫をかぶっているような人格を持っているような人だと思える態度をして、自分が持っていた眼鏡をかけた。

目「この人が暁 直也ですか?」

目金がマジマジと暁の外見を見る。暁はそれに嫌気がさしたのか、腕を組んで下を向いた。その様子に気が付いた土門が目金に両手で目を隠し、キャラバンの方に引いて口を押えた。口の押え方が悪いのか目金は何度も土門の胸を何度もたたきやめるようにしたが、土門は暁に誤り、目金の状態に全く気付かない

暁「それよりお前らはなぜ、俺を探していた?」

暁はキャラバンにいたメンバーを睨んだ大半の人は変貌ぶりに驚く。そんななか、キャラバンから瞳子監督が降りて暁に向かって歩く。そして暁の目の前に来て立ち止まった。

瞳「暁 直也君に率直に言います。私達はあなたをスカウトに来ました
暁「・・・へ?」
瞳「私達は最強のサッカーチームをつくってエイリア学園を倒すため全国を回っているの、だからあなたの力がほしいの」

暁は目を丸くした。当然だ、今はテレビでエイリア学園のニュースが試合がある度に中継されている。地球代表として戦っている雷門中と一緒に戦えると言う訳だ。しばらくして暁はため息をついて返事をした。

暁「お言葉ですが、俺はサッカーなんて大嫌いですよ。」
円「な、暁なにをいってんだ!?」
暁「別に嘘は言ってない。それにサッカーのためだけに宇宙人と戦っているのは馬鹿らしくて笑える」

暁の言葉に円堂が反応したいや、雷門メンバー全員が暁を睨んだ。対して暁は笑って続けた。

暁「まぁでも、お前達の実力が俺をあつくさせたら考えてやってもいいぜ、だが今日は遅いどうだ?俺の学校で泊まらないか?」
瞳「そうね、そうさせておきます」
円「暁・・・お前」
暁「どうする?円堂 守」

暁はそう言った後にキャラバンに乗って道案内した。回りのメンバーの目線を気にしながら・・・