二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【イナイレ】〜俺のサッカー〜『第一章・氷のテクニシャン』 ( No.7 )
- 日時: 2011/04/18 18:27
- 名前: まい (ID: mhiP6sLm)
〜第四話〜「挑戦」
雷門は歩きながら、暁に学校の中を案内している。
紅葉学園の校舎の中は意外と綺麗で床もピカピカであった。円堂達は落ち着かない様子でキョロキョロしている。
風「ここ意外と綺麗だな」
暁「まぁな、一回5年前にリフォームしたらしいから綺麗なんだ」
円「そういえば、ここのサッカー部はどこだ?」
暁「知るかよそんな事は」
全「え?」
全員は目をまるくしながら暁を見た。
秋「だってあなた、サッカー部じゃないの?」
暁「帰宅部だ。サッカーは昔はしたな」
吹「昔はしてた?今は?」
暁は「あっ」と声を漏らして振り返った。全員が暁を見る。正直暁はこの空気感が苦手である、しかたないので嫌々別の話にしようと話題を変える。
暁「そう言えば一週間前はやったな」
夏「なんでやったのあなたサッカーはきr『暁 嫌いだがしょうがなかった』
円「しょうがなかった?」
暁「あぁ、一週間前・・・俺はエイリア学園のジェネミストームと戦ったんだ」
全「なんだって!?」
暁の耳元で叫ぶ円堂達、暁は反射的に両耳を抑える。内心五月蠅いなと思いながらも説明する。
暁「確か試合は残り15分ぐらいで俺は交代したな」
鬼「ちょっと待て。なんでここは壊されてないんだ」
暁「そうか負けたら校舎が壊されるんだっけ?理由は簡単引き分けになったから」
円「点数は?」
暁「10対10だ」
染「どんな試合内容だよそれに10点も返したのかお前のチームは」
暁「お前らは勝ったのか?」
円「あぁ勝ったぜ」
暁は目を丸くした。最近テレビを見ていない彼はまさか雷門は勝っていたのが意外と考えたから
暁「まぁな、残り15分で10点とんのは楽じゃなかったけどな」
全「えぇ!?」
暁「え?なんだそんなに驚くことか?」
風「15分であのジェネミストームから10点とったのか?」
暁「俺は5点だけどなチームのおかげで引き分けになったんだ」
さらに驚く雷門、暁はなんでこんなに驚くんだ?と言うような顔をする。ただ円堂だけはキラキラした目で暁を見る。
円「すごいな!よし、今からグランドに出てみようぜ暁!!」
暁「はぁ?意味がわからん」
円「決まっているだろ!お前のチームと試合したい!!」
誰もが「こいつはこの状況わかってるのか?」と思うだろう。もちろん暁もばかばかしく感じたのか頭を掻きながら拒否する。
暁「いやだね。疲れるし。もう遅いし」
円「えぇーやろうぜ!!」
さすがの暁もこれには困り顔をする。だがすぐに何かを思いついたのか顔色が明るくなる。そして
暁「なら、賭けでもするか・・・俺からボールを奪える奴がいたら試合をやってもいいぞ」
円「本当か!?」
暁「あぁ誰でもいいから5分で俺からボールを奪えたら試合してやるよ」
暁は少し笑いながら言った。もちろんこの意味は雷門の実力をみたいからである。すると吹雪が暁の目の前に来た。
暁「お前はたしか・・・吹雪だっけ?」
吹「あぁ、俺が挑戦していいか?」
染「吹雪いいのか?」
吹「まぁ、あんたの実力を見たいしな」
暁「いいぜやろう。だがもう今日は遅い明日の10時あそこのグランドで」
吹「わかった」
暁はこの瞬間に吹雪に興味をもった。本人もわからないが自分と吹雪が似ている気がしたかららしい・・・
暁「ところでさっきの吹雪・・・いつもと感じがちがったな、なんかあるな」