二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【イナイレ】〜俺のサッカー〜『第二章・影山と暁』 ( No.74 )
日時: 2011/08/25 21:26
名前: 琴海 (ID: QHlX.g1E)

〜第15話〜「クソ親父の仕事は情報屋」

俺の目の前になんでこいつがいるんだ!?しかもここは東京だぞ?と内心イライラしながら、俺は親父と二人で河川敷の橋の上で話ていた。

暁「なんでいる?」
親父「5年振りに会った親に言う言葉か?」
暁「だから、なんであんたがここにいるんだ!?」
親父「2年前に引っ越してきたからだ」

親父「聞いて驚くなよ?この俺、東條 正治(とうじょう せいじ)・・・・旧名、暁 正治はデキちゃって2年前にしていた☆」
暁「今まで育てた子どもは何人だ?」
親父「お前も入れると・・・・・4人だぞ」

おいおい、このクソ親父は兄妹をつくっているのか?

親父「ところで、お前の方は元気にやってるようだな」

そう言った親父は河川敷の方を見る。話題を変えて逃げたな。

親父「直也を拾った時は無愛想な奴と思ったよ。だが今はサッカーしてんだな?」
暁「あんたと兄貴のあかげでサッカーができる。あの時、あんたがいなかったら死んでいたと思う」
親父「まあな、壱松いちまつのおかげで今のお前がいる。第一お前は・・・」
暁「わかってる。だが、あいつらにはまだ言いたくない。壱松兄貴との約束だしな」
親父「まぁな、そう言えば大阪に面白いところがある噂だぜ」

少し嫌な予感がした。親父が2年前からここに引っ越している時点で運命的だと思った。でも、この時の親父の顔はとても悲しげだった気がする。

親父「お前が戦っているエイリア学園のアジトがある噂」
暁「・・・はぁ!?どこでその情報知ったんだよ?」

親父の奴がなんでエイリア学園の情報を知っているんだ!?それ以前になんでそんなことを教えるんだよ?と疑問が頭に浮かぶ。

親父「俺の仕事は「情報屋」と言っておこう、また会おう。少年」

そう言った親父は後ろを向いて歩いて行った。何が言いたかったんだ?あのかっこ付け親父、さてと練習にもどるか、俺は河川敷に行ったその時。河川敷から染岡の叫び声が聞こえた。

円「染岡!?」
暁「どうした染岡!?」

目の前にいたのはゴール前に倒れこんだ染岡、周りに皆が集まっている。まさか・・・・忠告を無理したのかよ!?