二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【イナイレ】〜俺のサッカー〜『第二章・影山と暁』 ( No.75 )
日時: 2011/08/25 21:37
名前: 琴海 (ID: QHlX.g1E)

〜第16話〜「染岡離脱」

俺は染岡のところにダッシュでいった。とりあいず、足の状態を見ないと今後のことが分からない。俺は染岡に肩を貸してベンチに運んだ。皆は俺の態度にびっくりしたみたいだが、染岡の足を見ると大きく赤く腫れていた。舌打ちをして、染岡の足にアイシングをする。

暁「なんで、練習した?」
染「俺の勝手だろ」
暁「アホかお前!?下手すればサッカーが二度とできなくなるぞ!!」

俺は染岡を怒った。別に嘘は言ってない、本当のことを言ったまでだ。こんなになるまで、練習なんかしていいはずがない!!すると、後ろから肩を叩かれた。振り向くと、暗く、俯いた吹雪が立っていたのだ。不気味に感じる。

吹「僕のせいなんだ暁くん」
暁「なんで?」
吹「僕が<ワイバーンブリザード>をやらないかって誘ったから」
染「無理をした俺もあるんだが」

何だよこいつら?二人そろって、結局吹雪の自己満足のために染岡の足はこうなっただけだろ。すると監督がベンチの方に近づいて来た。

瞳「染岡君あなたはこのチームを離脱しなさい」
全「!?」
染「俺は大丈夫だ監督!だから一緒に連れてってくれ」
円「本人も大丈夫と言ってます。お願いです!!」

円堂達は必死に説得しようとしてる。足の状態を考えて、無理あるだろ。円堂を説得するため監督の意見と同意する。

暁「俺は賛成だ」
円「暁!お前何を言って・・・」
暁「こんな自分の怪我を隠してまで練習するバカを連れてって何になるんだよ!?足手まといだろ!!」
鬼「言い過ぎだ暁!!」

息を大きく切らして呼吸を整える。こんな友情しか大切にしないチームにいて俺は大丈夫なのか?すると、染岡は納得して口を開く。

染「そうだよな、こんなんじゃあ、足手まといだよな。考えてみれば、こんな俺を連れて行けと言う方がおかしい」
暁「まぁ、そう言うのが妥当だけど」
鬼「暁!」

鬼道はそんなに怒鳴らなくてもいいのに、俺は適当に「はいはい」と少し口をとがらせながら答える。

染「「エースストライカー」の座は吹雪、暁お前達にやるよ」
吹「染岡君」
暁「・・・・・・怪我が治ったら、勝負しようぜ」
染「おう!負けないからな」

こうして染岡は離脱した。染岡は「稲妻総合病院」で入院した。本人が一番悔しいだろうがダメなんだ。俺は大丈夫だが、吹雪は相当ショック受けたみたいだ。この先不安だな。にしても・・・・なんで俺、勝負しようなんて約束をしたんだ?自分でも分からない。