二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【イナイレ】〜俺のサッカー〜『第一章・氷のテクニシャン』 ( No.8 )
- 日時: 2011/04/18 20:30
- 名前: まい (ID: /fPzXfuw)
〜第五話〜「学校の正体」
「吹雪、こいつはなんか気になるな」これは俺の頭の中で思った言葉だ。あ、それよりまだ案内してないな
暁「じゃあこっちだ」
なんで吹雪の雰囲気が変わってるのか疑問に思いながらも学校を案内した。その時、放送がはいった
『2— Bの暁君。1階の食堂に来て下さい』
暁「ん?もうこんな時間かよ」
円「どうゆうことだ暁?」
暁「この学校は寮生だから、食事とか自分たちで作るんだ今日は俺もだったなあと、部屋は男は右に曲がってある女は左だからな以上!」
俺は軽くこの学校のことを説明して円堂達を残してすぐにダッシュで食堂に行った。
円「ちょっ暁!?」
暁「あとは自分達でなんとかしろよ」
土「なんつー勝手な奴だな」
ほんの数十秒で雷門の目の前から消えた。全員が俺のスピードの速さに気が付いた。多分、雷門に俺ぐらいの速さの奴はいないだろうな。そう思いながら俺は食堂に行った。
〜食堂〜
暁「はぁはぁ・・・どうした?」
俺は激しく息を切らしながら、エプロンをかけて料理している奴に話しかける。そいつの顔はどんどん怒りの顔色になっていく
?「どうしたじゃない!!お前ついさっきまでどこにいたんだよ!!」
暁「今いるからいいだろ?中山」
ちなみにこいつは中山。サッカー部でMFせっかちで俺にとっては一番嫌な奴だ
中「ふん!早くしろ」
暁「へいへい。夕飯のメニューは・・・ピラフか」
中「早くしろよあと、何分か」
暁「わかってる」
そう言った俺はエプロンをしてさっそく料理を始めた。自分で言うのもなんだが俺は料理はうまいんだ。
暁「あと、中山」
中「なんだ?」
暁「今、雷門中がここにいるぞ」
中「なんだって!!あのFF の優勝した雷門か!?」
おどろいた中山は料理していた手を止めた。俺は続けて言う
暁「俺明日その内の一人と一騎打ちするから」
中「お前、サッカーは・・・」
心配そうに俺を見る中山。俺はそんな中山を見て呆れながら手を進める。
暁「そうだが、そいつに興味があるんだ。あと賭けでそいつに負けたら雷門と試合するからな」
中「勝手に決めんな暁!!第一お前は・・・」
中山は俺について説教を始める。「お前は自分勝手で嫌な奴」とか「今回は勝手にFF の優勝チームに喧嘩売りやがって」などしつこく文句を言われた。さすがの俺もしびれを切らして中山が使っているフライパンを見た。
暁「もうわかったからあと、漕げているぞ」
中山が料理していたピラフは漕げていた。中山はすぐに気が付いて慌てて火の元を消す。俺が作ったピラフはできた。時間を見ると6:45だった。
暁「もう時間がないなこのまま皿によそってくれじゃあ俺は面倒見をするから」
そう言って俺はエプロンをはずして。食堂をあとにしようとした
中「おい!まだだろ。なにも新しく来た奴をまた面倒をみんのか!?」
中山は俺を止めようとした。俺は振り返って睨めつけた。
暁「ここは・・・親に捨てられた子供の面倒を見るとこでもある。それはお前もわかってんだろ?」
中山は不意を突かれたらしくしばらく黙って言った。
中「・・・わかっている・・・」
これが俺の学校の正体なんだ。100人くらいの生徒の一割は親に捨てられた子供が集まる。寮生にしているのはその子供のためにあるんだ。俺も中山も孤児なんだ・・・。