二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【イナイレ】〜俺のサッカー〜『第三章・大波乱の遊園地!』 ( No.89 )
日時: 2011/04/18 22:45
名前: 琴海 (ID: /fPzXfuw)

〜第11話〜「怪しい人影」

?「やっと見つけました・・・8年振りですね氷空様」

俺はなにかの気配を感じた。なんだ?さっきのおっさんとは、ちがうな・・・

暁「さてと、そろそろもどるか」
吹「おいちょっと待て、話がまだ済んでない!!」
暁「あのさ〜いい加減にしろよ、吹雪」
吹「!?・・・わかった」<シュッ>

よし、これで吹雪と別れる。こいつは多分俺が狙いだ。吹雪とは後で会うとするか

暁「俺はもうちょっと地上にいるから吹雪は先に特訓してくれ」
吹「わかったよ。じゃあね暁君」

吹雪は俺と別れた。俺は人がいないところに向かった。やはり後ろからついてくる気配がする。

しばらくして俺は足を止めて後ろを向いた。

暁「あんたはさっきからなんでついてくるんだ?」
?「いつからわかったんですか?」
暁「なんとなくな、エイリア学園の奴だろ?」
?「さすがですね・・・」

ゆっくりと物陰から現れたのは茶髪のストレート少しウェーブがかかっている、背は俺くらいの女の子。瞳を見ると黒だが死んでいるような目だ。

?「私はティムと言います。暁様」
暁「(暁様?)・・・お前は俺に何の用だ?」
テ「暁様に確認をしたかったことがあるのです。」
暁「確認だと?」

俺は警戒して一歩後ろに下がった。ティムは気づいた。

テ「そう警戒しないで下さい」
暁「ふつうは警戒するぞ・・・お前は敵だろ?」

ティムは少し驚いた顔をした。俺は改めてこう言った

暁「お前は俺の何を知ってるんだ?それに確認したいことって?」
テ「あなたのことは知っています。雷門中は今エイリア学園が廃棄したところに特訓していますよね。」
暁「なんだと!?」

俺はティムの言った事におどろいた。まさか、元々エイリア学園が使用した所を俺達が強くなってるのんだと?それに知っているとはな・・・

テ「それより「涼野 風介」と「南雲 晴矢」を知っていますか?」
暁「ふうすけ?はるや?誰だそれは?」
俺はそう答えた。本当に知らない名前だったしな、ティムは少し黙り込んで困り顔ながら口を動かした。
テ「・・・特徴は青白の髪で大人しそうな男の子と赤髪で生意気そうな男の子です」
暁「!!」

まさか、あの記憶の一部にいた二人じゃないか!!

暁「お前はなぜ知ってるんだ?」
テ「二人を覚えてるんですね・・・よかった」
暁「よかった?なぜ敵なのにそんなことを・・・うぅ!?」

突然、頭に激痛がはしった。さっきよりマシだが立っていられない!!このままじゃ・・・
ティムは俺の異変にすぐに気が付き、すごいスピードで走って俺の目の前に来た。そして倒れそうな俺を激しく揺さぶった。

テ「まさか、暁様の体がイプシロンの——石に————、をした!?しっかりして下さい氷空様!!」
暁「!?・・・前は・・・お・・・名を?」

お前はなんで俺の名前を知ってるんだ?聞き取れなかった。なんて言ったんだ「石」?

くそ、また意識が遠く———。 <バタ>
俺はまた倒れた。また記憶の一部が蘇るのか?

氷『おとうさん!かえったら、ふうすけとはるやにまたあおうよ!』
父『あぁ、また寄ろうな』
氷『うん!どこに行くの?』
父『まずは大分県の温泉に行こう!』

これは旅行の様子?・・・この先の思い出は見ないといけないのか長くなる気がする・・・そう言えばあいつは氷空の時の俺を知っていた。もしかして、俺はティムに会った事あるのかよ?